誕生日と子どもの日には

ジジババを呼んで

ピザ頼んで

お赤飯炊いて

料理も色々作って

にぎやかに食事していたな。

誕生日はケーキにろうそく立てて。

クリスマスも

ジジババは呼ばないけど

家族でケーキ囲んで

深夜に

ベランダの靴下にプレゼントを入れたりしてさ。

あれはホームパーティーだったのかも。

子ども達が大きくなって、

みんなの予定が揃わなくなって、

特別な料理が並ぶのは

もはや元旦だけかも。

家族の誕生日の前後には

ケーキを食べるけれど、

テーブルにはフツーに作った夕食。

家族揃って食べられたら、

それでいっか！

この頃はそう思う。

実家へ行って、

母のシャワー介助した日は、

父が作った晩ごはんを

一緒に食べることが多い。

母の隣で

箸の運びやスプーンの使いようをみたり、

一口大の飲み込みを観察したりして、

母の身体機能の今を確認している。

先日、

ついにキターッ❢

そう、脳内で叫んでしまったよ。

母の皿の中央に

箸置きのコトリさんが

チマっと座っていたのだ。

少し前から、

エプロンやテーブルクロスの模様と

食べこぼした食べ物と

区別がつかなくなってきていて、

無地のものに変えなきゃな、と

思っていたところだった。

これから

わりと近い時期に

異食が出るかも、と考えられる。

無ければいいのだけど、

箸置きを飲んでしまってからでは

遅いから、

父に

テーブルには食べられるものだけにしよう、と提案した。

美味しく楽しい

食事時間が

少しでも長くありますようにと

願うばかりだ。