そして何より良かったのは、車椅子のまま浴室に入れて、酸素も壁から摂れてシャワーで髪、身体を寝たまま丁寧に石鹸をつけたタオルで良く洗って貰えて、十分に洗い流した後、今度はベッドがスライドして好きな温度に設定した湯船に沈んで好きな湯量のところで決定出来て、また両側からは好みの強さでジャグジーが出て実に気持ちが良いです。私は心臓が弱いのであまり無理に長い時間は出来ませんが、時計を見ながら適当にもう温まったからいいやと思ったところで止める事が出来ます。私は水曜日に入ったので、水曜日で固定されるみたいです。週に一回入れるようです。

身体も拭いてもらい、気になるところは自分で拭き、部屋まで来てくれて、ドライヤーまでかけてくれます。自分だけかけてもいいけど、私は仕上げだけ自分でやりました。
至れり尽くせりですが、家に帰ったら自分でどこまでできるのか不安になります。

今までの入院で食事は一番ましになりました。緩和ケア病棟にいる人達は、病院食は摂らず、ご自分であるいはご家族の方が病室のキッチンで作られている方が多いようです。私は特に作りたい料理もないし、沢山の品数を作れないので、母の手料理は、退院してからでいいです。
花器に水が入れられる8分目まで水を補給したら、明るい窓辺に持って行き、厚いカーテン、薄いカーテンも開けて明るい窓辺の真ん中に置いて、「今日も楽しませてくれて有り難う!綺麗よ!」と声を掛けています。普通に持つのは楽ですが、点滴や酸素コードを気にしながらなので、延長コードをいつも3個使えば、部屋中トイレでも届くのでそうしています。部屋の外は1人では行けませんが、酸素つきならば、母のサポートがあれば大丈夫なので、売店やそれと日溜まりルームという窓から外に出て(車椅子でもベッドでも通れます。)バルコニーで花の手入れをしたり、家庭菜園を作ったりしているみたいです。一通り花を眺めた後もピアノをいじったり、明るいところで飲み物を頼んだりも出来ます。心理カウンセラーの同い年の女性で、こないだから良く話しています。彼女はピアノは習っていたそうで、子供の内は絵が上手な人に憧れたそうです。私は楽器の出来る人に憧れます。私が手作りの人形をポーチに入れて編みグルミの熊などもあるので今度飾って貰おうかな?

そのルームに落語家が来たり、ミニ・コンサート等も出来るようになっているようです。丁度体調不良と重なって、私は参加出来ませんでしたが。
今のお部屋は無料の個室なので、月々の個人限度枠内で精算出来るので、実質的には無料です♪

14階建ての11階で、南東向きで、スカイツリーが左手に直ぐ近くに見えて、眺めいいです。看護師さんの受け持つ患者さんも少ないので、看護師さんの名前も直ぐに覚えられます。ナースコールを押すと直ぐに来てくれます。またこの前のようなシドロモドロになって立ち上がっても転びそうで母も帰った後だと、皆心配して、私が寝ている状態から立ち上がって立とうとすると誰かしら様子を見に来ます。ベッドのどこかにセンサーがついたみたいです。賛否両論あったようですが、私としては安心です。

それと午後2時過ぎにはボランティアさんが、来てくれて月曜日から金曜日まで毎日無料の珈琲(ホットかアイス)、紅茶(同じくホットかアイスを選べます。

水曜日にはボランティアさんが飲み物の他にやはり無料で陶器でできたポットに小さなお花を土に入れてくれたのをどれでも1つくれます。水曜日は嬉しかったなぁ♪私も母もお花が大好きなので、毎朝お水は出たての冷たい水を紙コップに汲んでおいて、起床は6時にしていますが、起きてトイレに行くと思い出して水を汲んでから手を洗います。