ビケンシュトックの修理が得意！
リペアガレージイオン高槻店の河上です(^^)/
こんにちは(#^.^#)
モンタナ2ペアお預かりでオールソールと
もう一つはカスタムでオールソール！！
ＵＳビブラム2060ソールへ変更です(#^.^#)
で今回はソール交換というよりもお伝えしたいことは
モンタナの修理でよくあるパターンをご紹介！！
それは浸水によるフットベッドの腐食ですね。
ご存じの通りモンタナのオリジナルソールは
ポリウレタン製で劣化してしまうと靴底が割れる
といった現象があります。特に足の第一関節付近
が最も多いのですが（靴が屈曲しよく動く部分）
この部分が割れてしまった事例を紹介します。
この下の画像のように足裏つま先側の底割れですこれは
左右ともに割れてしまっていますね(-_-;)
モンタナはこの事例が時々あってこれの何がいけないのか？
というと穴が開いてしまっていますので単純な話雨の日は
水が入って浸水しますね。。。。
で、モンタナのオリジナルソールはこれ↓
アッパー側はこうなっています。。。
エッジの部分が立ち上がっていてアッパーを巻き込むような仕様
になっています。ですがこのソールの立ち上がりが原因で実は
フットベッドがボロボロになってしまうと言う事例を今回ご紹介
します。
よく似ているのでわかりにくいですがこちらは2足目のモンタナ
で同じように底割れをしてます。これは右足のみかな？
この底割れで靴に浸水することによりソールはポリウレタンですが
中はコルクなので底割れを起こすと浸水し中がコルクなので
吸い上げてしまいますね。それを繰り返すうちに丈夫なコルクも
↓ ↓ ↓このように浸水個所を中心にボロボロになります( 一一)
中央の薄くグレーがかった部分はなんとスエードライナーです。
ってことはその裏は人の足ってことです。。。。orz
ビルケンシュトックといえどつま先側はそれほどコルクも分厚く
ありません。今回のような浸水による腐食のケースだとそもそも
コルクの役割が生かされていない可能性がありますね～(>_<)
こちらの画像がコルクの傷んだ箇所とソールの割れた位置が
一致していることがわかりやすいですね参考までに・・・
モンタナのフットベッドがボロボロになってしまう原因をまとめて
みましたので興味ある方は見てください。↓
一番の原因はやはりソールのエッジが立ち上がっていることだと
思います。１日程度の雨だと浸水した水も徐々に乾いてコルクも
問題ないと思いますが例えば連続して雨が続いたりすると浸水した
雨水が乾燥することなく引き続き水分を含んだ状態で腐食が進行
するものと思われます。なんでもそうなんですが水が結構物を
傷めることってあると思いますがモンタナ場合は分かりやすいです。
ポリウレタンソールの割れ＞浸水＞コルクが雨水吸収＞時期により
また浸水＞吸収＞結果コルク腐食 となります。
もちろんＥＶＡでオールソールして頂くと浸水はほとんど無くなり
ソール自体の劣化もほぼ無いので耐久性抜群に生まれ変わります！
ｓここからは底割れとは関係ありませんが・・・・
大事にお履きのモンタナなので丁寧に修理して差し上げようと
日々精進しておりますがこのモンタナも例外ではなくソールをめくると
いろんな事件が同時に発生します！！大変(#^.^#)
↑アッパーの巻き込みが欠損してかろうじて掛かりがある程度で
ソールを貼れば隠れてしまいますがきちっと修理するには補修が
必要な個所です。。。
↓それからこんな個所も。。アッパーつま先の裏側なんですが
親指ですかね～アッパーを突いているんでしょうね～当て革で
修理してありましたがさらに穴が開いてましたので重ねて貼り
ました
こんな感じで修理完了したら見えない部分ではありますが
とても大事な箇所なので丁寧に修理して差し上げました！！
こちらはＥＶＡソールです
もう一つがビブラムでカスタム修理しました！！お客様ご指定の
ソールで修理しました。。。ネットでみた画像を参考に
オーダーいただきました。そのあたりできるだけ柔軟な対応を
心がけております。。。。こちらは別途お見積りということで
させていただいております。
以上ですね～うまく修理できました。。。。
ご利用いただき誠にありがとうございます！！
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