ここ何年か、スキーには行けてないです。厄年の時に、行って怪我したらいやだなという妙な予感と気分から3年間控えたタイミングと転職が重なって・・・という感じです。


なのですが、スキー関連の情報はネットや雑誌で賄っています。

かれこれ25年ほどですから僕が学生時代から、スキー雑誌社が毎年出しているスキー用品のカタログムック本を購入しています。
かつては「Skier」誌の毎シーズン最初に出る0号だったか1号だったかな、付録でカタログが付いていましたので、毎年買っていました。

最近はスキージャーナル誌やブルーガイドSKI誌が毎年出すカタログ雑誌があるのですが、主にスキージャーナル誌のほうを買っていました。

そして今年も、2018-2019シーズン号が出るのを待って、待って、待っていたら年が明けていました。
あれ?おかしいな、うちの近所の本屋、取り扱いをやめたのか?

と不思議に思ってアマゾンで検索をしたら、2017-2018シーズンのものしかない。これはおかしいと思って調べてみると、なんと2018年1月にスキージャーナル社そのものが破産申し立てをしていました。

スキー専門誌の草分け 「スキージャーナル」発行元が破産 ネット上に惜しむ声(ITメディア ビジネスオンライン)

めちゃくちゃ驚きましたね。スキー雑誌では一番有名だったはずですし、「日本スキー教程」を出していて、日本の基礎スキー界ではなくてはならないと思っていました。
雑誌の内容も基礎スキーはもちろん競技スキーも網羅し、ワールドカップのアルペン種目も扱っていました。

僕が初めて自分で買ったスキー板はフィッシャーですが、当時のスキージャーナルの裏表紙にオーストリアのオールラウンダーであるシュテファン・エベルハルター選手がメダルを持っているイラストが大きく掲載されて、それがきっかけでフィッシャーユーザーになったんですよね。

毎月スキージャーナルを買っていた時期は10年以上だったかな。
結局、車雑誌やらオーディオ雑誌やら、いろいろ買う雑誌の種類も多くなってきて、いつの間にか買わなくなってしまいましたが。

それにしても、驚きです。今後の日本スキー教程の発行はどうするんでしょうか。


それから、時々見るサイトに帝国データバンクの倒産速報があります。

つい先週、その中に「奈良スポーツ株式会社」の文字を発見しました。
「GEN」ブランドでスキーブーツを作っていたメーカーです。
2018年11月15日付で破産手続き開始だそうです。これにもびっくりしましたね。

確か90年代にはかなり力の入った国産ブランドということで話題になりましたし、ワールドカップで使う選手もいたように記憶しています。

昭和21年創業の長い歴史を持っていたメーカーだったそうです。


この記事を書いてる途中にふと思いついて、かなり前にスキー生産から撤退した「NISHIZAWA」は今どうなってるんだろうと検索したら、もともとは明治時代創業の本屋さん「西沢書店」が母体なんだそうですね。初めて知りました。

創業100周年記念で本を出版しているそうです。その名も「あのスキーはどこへいった?」。
面白そうでしたので買ってみます。


海外のメーカーも吸収合併やらなんやらで、スキーブーム全盛の頃とは様変わりしています。買っていたカタログ雑誌にもメーカーの変遷はさわりだけ書いてあったりしますが、あまり詳しく解説されていないので今一わかりにくいです。

時間がある時にいろいろ調べてみようかなあ。(^^;


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