晴れ時々大雨~カメレオン日記~

人生晴れの日もあれば豪雨の日もあったり(^^)他人の不幸は蜜の味?!読んで笑って☆バタ子のトラブルドタバタ日記☆暇潰しに

食べ物に感謝☆牛乳は自動ではでてこない

2020年09月23日 | 住まい・生活

お久しぶりです。

まだテレワーク中で久々の更新です💡
 
今回はトラブル話というより、
私が無知で衝撃をうけたお話です。
ちょっと真面目なお話。

学生時代に付き合っていた彼氏は、実家が乳牛の畜産とお米を生産する農業を生業としていたのですが、初めて彼氏の実家に遊びに行った時に、ちょうど数日前に生まれたばかりの子牛たちに会うことができました😆
 
滞在している間のお手伝いは、子牛のミルクあげ⤴️
なかなかテンションの上がる役回りです。
 
まず、前日に生まれた子牛には、お母さん牛から絞った初乳をたっぷりあげます💡
これは人間も同じですが、免疫をつけさせるためです。
巨大な哺乳瓶であげるんですが、子牛がかなり可愛い💠
ただ、2日目からは、脱脂粉乳をあげます。
お母さん牛の母乳、つまり牛乳は1滴もあげません😓
それは、人間のための牛乳をとるためです😨
 
ここで、1つ疑問が沸いてきたんですよ💡
ところで、農家には雌しかいないのに、
なんでこんなにいっぱい子牛が生まれてるんだろ?って(-ω- ?)
繁殖が仕事じゃないよね?
 
すごーく当たり前のことなんですが、
 
牛は出産しないと牛乳でないんですよ😨
だって人間と同じ哺乳類だから💦
 
でも世の中、牛乳なんてめちゃめちゃ溢れるじゃないですか?!
あれ、子牛のための牛乳を全部人間が横取りしてるんです。
私は、農学部でしたが、一応理系なのに、
出産しないと牛乳がとれない
という事実にかなり衝撃を受けました💦💦
たぶん、深く考えてなかったのかもしれませんが、出産とか関係なくいつでも牛乳がとれる、と思っていたのかもしれません。
というか、考えてみたこともなかったと思います。
しかも、子牛がママの母乳を飲めるのは、最初の1日だけ。。。
 
だから、乳牛の畜産農家は、
人工授精で牛を妊娠・出産させて、子牛が生まれたら、やっと牛乳を絞って出荷して、子牛には脱脂粉乳をあげて少し大きくなったら雌だけ手元に残して、雄は肉牛の畜産農家に売ってしまうんです。
人間と違って、動物は発情期にならないと排卵しないので、ホルスタインという皆が“牛”と認識する白と黒のまだら模様の牛は、品種改良で1年中発情するようになっているそうです😨
 
1度出産すると、2~3年は乳がでますが、だんだん出なくなってくるので、そうするとまた人工授精で妊娠させて出産、この繰り返しで5~6産させると、乳も出にくくなり妊娠もしないので、安い牛肉として解体処分されます😭
 
牛からしたら知らない内に妊娠させられて、子牛のためのミルクは人間に横取りされ、そんなことを何度か繰り返したら、肉として食べられてしまう😢今まで目を向けてこなかった事実にかなりショックでした。
 
 
子牛も、雌と雄でだいぶ差別されます💧
雌は、薄く薄めたミルク、雄は、早く大きく太らせなければいけないので、3倍以上濃くしたミルクをあげます。
 
牛って、家畜でも鶏とかと違って、とても賢いんですよ💡
ちゃんと餌をくれたり掃除をしてくれる人間のことを覚えてくれてるし、発情すると、犬みたいに人間に鼻を擦り付けてきたりして、本当に可愛い💠
でも、どんなに懐いても畜産農家の人たちは、けっして牛に名前をつけません。
それは、“家畜”であって“ペット”ではないから愛着がつかないようにするためだそうです。
その代わり番号で呼びます。牛は、その番号を自分の名前として認識して、呼ぶとちゃんときたりするんです😭
だから余計悲しい現実です😢
 
当時の彼氏も、子供の頃に1番懐いていた牛にこっそり名前をつけて可愛がっていたそうですが、その牛が高齢になって肉牛の解体業者に売られて行く時に大泣きをしたそうです😭😭
 
 
これらの現実を知って、私は“牛乳を飲んだり肉や乳製品を食べるのをやめよう”とは思いませんでした。
私たちは何かしら生き物の命をいただくことで生きているのですから。
例えベジタリアンだって、植物の命をいただいてます。
 
生きるために命を大切にいただく
 
ということをこの時学んだのでした(-。-;)
 
哺乳類なのに、出産しなくても牛乳がでると思ってた自分が情けないです。
この事実は、本当に知れてよかったと今も思っているバタ子でした。
 
できれば、この事実ができるだけ多くの方にしっていただければ、妊娠・出産を繰り返してミルクを作っているママ牛やミルクを横取りされた子牛たちも報われる気がします😉
 
 

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4 コメント

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Unknown (asukazur)
2020-09-23 15:43:20
バタ子さま こんにちは(^^)

がーん。
衝撃的です。
目からウロコが落ち過ぎです。

そうかぁ妊娠しないと牛乳って出来ないのかぁ……そりゃそうですよね。
でも、拝読するまで考えたこともなかった。
毎日何も考えず、シリアルに牛乳かけて大量摂取していますが(今日もついさっきいただいた…)
いろいろ考えてしまいました。
教わって、本当に良かったと思います。ありがとうございました。

誰か(何か)の食料になることはないのは、人間くらいなものかもしれないですね。
他の命はもらうけど、自分の命は差し出さない。火葬だと、土には戻るかもしれませんが、植物の栄養になるのかなぁ。ならない気がする…。
食物連鎖の輪に入っていない存在なのだなぁ人間って。
人間界と自然界には大きな溝があるのですねぇ。

だから人間はダメというのではなくて、感謝の気持ちを大事に生きていたいと思いました。
Unknown (バタ子)
2020-09-23 17:22:57
@asukazur azur様
いつもありがとうございます(^^)

そうなんですよ!よく考えてみたら、哺乳類なんだし、当たり前のことなんですけど、妊娠・出産しないと、牛乳でないんです😱
これって、結構衝撃的ですよね💦💦
私はこの事実に、結構ショックというか、衝撃を受けました😭

人間は食物連鎖の頂点にはいますけど、昨今流行りのコロナウイルスとか、目に見えない細菌やウイルスにはやられてますよね😅

食べ物は結局生き物を殺して食べてるって認識はもちろんあったんですけど、牛乳は子牛のミルクの横取りだった事実に、食べ物全てに感謝して食べなければいけないな、と改めて思いました❗
Unknown (dongorosuboyaku)
2020-09-24 16:48:50
夫が鶏を飼っていました。
鶏は雄鶏の存在なくても卵を生むので、何となく牛乳もそうなのかな〜?と、いや、違う。考えたこともなかったです。

私は牛乳も牛肉も好きです。
生きた牛には直接出会ったことはありませんが、夫は子供の頃に近くに牛がいたそうで、牛って凄く可愛い動物なんだって言います。

鶏肉も牛肉も豚肉もとても好きだけど、その生前に思いを馳せると可哀相な気持ちでいっぱいになります。

私たち人間は、たくさんの命の犠牲の上に成り立っている。
動物や、植物から命の糧をいただいて生かされている。
感謝の心を忘れてはいけませんよね。

ありがとうございます。
勉強になりました。
Unknown (バタ子)
2020-09-24 17:43:57
@dongorosuboyaku コメントいただき、ありがとうございます。
そうなんですよね、たぶん皆そこまで深く考えたことないんだと思います💡
そしておっしゃる通り、鶏の卵のように、雌牛だったら大きくなると自然に乳がでるようになるとか、漠然と思ってるんだと思います。
同じ哺乳類の人間だって、妊娠・出産はなかなか大変なことですもんね。
豚とか肉しかとらない家畜は割りと大きくなるまでママ豚のお乳を飲んでる映像をよく見たんですけど、牛の場合はたった1日しかママ牛のお乳を飲めないのがなんかとても気の毒な気持ちになってしまいました。

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