人の未熟な面は見てはいけない?! | 自分、人(相手)、事実を知って人間関係を簡単にしちゃうブログ!?

人の未熟な面は見てはいけない?!




こんにちは、カウンセラーの神谷です。

前回からの続きです。









Eさん

「そうですよね。私も周りに振り回されていました。


私の周りも日本ボクシング連盟山根元会長のように主張だけをする人


ばかりでした。


話し合いにならないんですよね。


主張をするだけで人の話は聞かないし、自分のことも振り返ることもない、


すべて自分の世界の中で話は完結しているので、静観するしかないんで


すよね。


山根元会長のTVを見ていて改めて、人と会話すらできない人を環境の中心


にするのは、本人にとっても周りにとっても苦しいことですね。


私の母は、山根元会長にそっくりです。


主張ばかりだし、何を言っているのかさっぱりわからないところもそのまま


ですね。


母本人は山根元会長のTVを見て、


「何!あの人狂っているのかしら、人の話は聞かないし、


                      訳のわからないことを言っている」


と言っていました^^;


母は、本当に自分自身のことを知らないんですね。


お蔭様で、いろいろ見直せる機会になりました^^


母も本当に自分自身が何をしているのかさえわかっておらず、きちんと


周りの反応も把握できないでいたんだな~とわかりました。


そんな人の言っていることが目の前の事実を捉えているわけがなく価値


はないと言っていいと思います。


これは決して馬鹿にしているわけではなく、事実をそのまま把握したに


すぎないこともようやくわかってきました。


私が母のことをきちんと把握できなかったのは、


「かわいそう」「誰だって欠点はある」「お母さんなりに頑張っているんだし・・」


なんて思いがでてきてしまっていたからでした。


ただ、事実を把握するだけでいいのに、思いが入ってしまっていました。


この把握は、私がいた環境のように馬鹿にするとか、悪口とかそんなことを


するために把握するのではないんですよね。


そんな感覚さえ振り回されていたんです。


私がいた環境では、馬鹿にするとか、悪口、陰口等々そんなことしかないと


いってもいい世界でした。


それをされるのは屈辱であり、されたくないので、されないように私が考えれる


ことを懸命にやり、馬鹿にされないようにしてきました。


それも完全に操られていたんですね。


そういうことをする人は何をしたってどこからか探してきて馬鹿にしたりするん


です。


もし、東大を出ていたって・・・


「勉強ばかりしていたから常識がないはず!」とか


きれいでスタイルのいいモデルにも・・・


「性格悪いにきまっている!」とか


その人たちがその結果を勝ち取るまでにどれだけ努力しようが関係なく


「だってそう思うんだもん♪」


で言い切れてしまう人は、残念ながら多いですよね。


私も含めて周りはそんな感じでした。


そんな人たちに馬鹿にされないようにするなんて無理ですね。


何となくはわかっていたんですが、ここにきて繰り返していくうちにようやく


わかってきました。


こんなシンプルなことさえも知ってはいてもわかっておらず振り回されて


いたんです。


こういうことがわかり身に付くと、びくびくしながら生きていくことをしなく


ても済むんですね。


もともと、びくびくしていたのに、それにも気づいていないほどだったんです


けどね^^;


こういうこと、気付けて身につけれる場所に身を置けてよかったです♪」










Bさん


「そうですよね。ビクビクしているのは、相手の人となりを捉えようとする


ことができなかったからなんだと思います。


私も母の未熟さをきちんと捉えることができていませんでした。


人間なんだから、そういうことがあっても当たり前と思っていました。


私は母には、未熟どころか、少し間違ったことさえ言えませんでした。


そんなこと言ったら、


「あなたはどうなの?完璧だと思っているの!何を偉そうに言っているの!


身の程を知りなさい!」


と言われると思います。


父でさえ同じようなことを言われていました。


母は、ほんの少しでも自分のことを何か言われるのが嫌だったのだと思います。


だからこそ、私たちには、攻撃をして言わせないようにしていたんですね。


そして、そんなことをされた私は、人の未熟な面は見てはいけないぐらいに思


ってしまったのですね。


どおりで相手の人となりを捉えられないわけですね^^;


無意識に怖いという感情が湧きます。


それだけ、何を言われるかわからない環境だったんですね。


相手の人となりを捉えるなんていうよりも、怒られないように、何か言われない


ようにすることが中心でしたね。


こんな環境で客観的に相手の人となりを捉える感覚が身につくわけがないと


思います。


だから、ここに来なければ、人となりを捉えることもできずに、想像だけで


ビクビクしていたと思います。


そして、そのビクビクをずっとしている訳ですので、余裕はなくなり子供たち


に八つ当たりをしていたと思います。


母が余裕がないのもそういうことが理由だったのだと思います。


確かに、これまでは相手の人となりを行動、言動等で捉えていくというよりも


想像していました。


その想像の基本は、母がしていた、ヒステリックになるとか、責められるとか


でしたね。


そんな感覚から抜けられてよかったです。


未熟なことは未熟と捉える、それは相手を馬鹿にするとか責めるために捉える


のではなく、私自身が振り回されないようするために捉えることなんですね。


すぐに馬鹿にするとか責めるためと思ってしまうからこそ、躊躇していたんだ


思います。


お蔭様で人を捉えたり、理解することができるようになってきました。


これまでが歪んで偏っていたんだと思います。


歪んで偏っていてはきちんと捉えることがでないのは当然ですね^^;」










このように話は続いていきますが、

この続きはまた次回させていただきます。


最後まで読んで頂きありがとうござました。






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