自分なりの主張！？
こんにちは、カウンセラーの神谷です。
では、前回からの続きです。
Eさん
「そうですよね。向かい合うことによって、悲しいニュースを避けることってできると
私も思います。
向かい合うことは、自分を知ることであり、知ることができるようになる練習にもなるんです。
私がいた環境にいる人たちは、知ろうとする人は皆無でした。
でも、知っているという主張は多かったですね。
知っているという姿勢だと、実際は私たち個人が知っていることはごく一部である可能性が
高く、あとはほとんど知らないので、ほぼ、間違いなく知らないことが出てきていき詰って
しまうと思います。
でも、知っているという姿勢だから、自分の知識、経験で無理やりにでも答えを出し、その
答えを言い切り押し付けていくことになります。
残念ながら私がいた環境ではそれが主流であり、立場が強い人は無理やりの結論を言い切り
押し付けていました。
そして、そこで育った私はその答えを鵜呑みにしていき、あまりよくない結果を出し続けていました。
そのあまりよくない結果さえも、私の周りではよく起きていたことだったので、違和感がなかったです。
そして、向かい合わない私は、その感覚で考え、行動していました。
向かい合わないと、見直すこともないのでその感覚から抜け出すことはまずできないと思います。
抜け出せないと押し付けていくしかなくなるんですよね。
そういった感覚が、独りよがりの理論を生み出し、その理論を基に弱い立場の人に押し付けて
いくことになるんだと思います。
それが、いじめ、虐待、DV等に繋がっていく一つ要因になります。
そういう面から考えると向かい合うことは社会貢献にも繋がるんだと私は思っています♪」
Bさん
「そうですよね。向かい合うことができないと主張になってしまい止められないことも多く
なるんだと思います。
少し前、幼児虐待で子供を殺めてしまった人の話がニュースでやっていたのですが、
モデル体型にするために、5歳児にご飯をあまり与えないとか、サッカーボールのように
蹴とばすとかした虐待をしつけといい、そのしつけには自信があると主張していたと
いうことでした。
それを児童相談所職員に話していたらしいのですが、子供を救うことを仕事にしている
人でさえ止められなかったんですね。
子供が犠牲になって、逮捕されて裁判になって、向かい合わないといけない状況になって
はじめて向かい合い、自分がしたことの重要性に気づいた感じでしたね。
これがもともとから向かい合う環境にいたら、もし、自信があると言ったとしても、結果は
どうなっているかをみるので、そこで修正できるはずです。
それにそもそも、向かい合っているので、わけのわからない主張はせずにきちんと状況
把握できますよね。
向かい合うことがないから、結果が出ていないことでもそんなところは見ないで、自分なり
の主張をするしかないんだと思います。
そして、それをその環境で立場が強い人が行うと、手がつけられなくなります。
自分自身でも止められず、犠牲になるのは立場が弱い人になります。
だから悲しいニュースが多いんだと思います。
向かい合うことで、その人自身も、犠牲になる人も助けられるし、嫌なニュースを聞くこと
も減るなんていいことだらけですよね♪」
このように話は続いていきますが、
この続きはまた次回させていただきます。
最後まで読んで頂きありがとうござました。
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