misty green and blue

Life is like an onion...

beret

2020-10-27 | fashion
“是非とも見てみたい〇〇様の装着姿があるんです”

過日、外商担当のYさんにそう誘われて訪れたのが、十粋会が開催中のメガネコーナーだった
メガネ及びサングラスには全く興味がなかったため戸惑いつつも、物は試しと勧められるままいくつかのサングラスを装着してみたところ、いつの間にか楽しんでいる私がいた
意外にも似合っていたのだ

中でもYさんの一押しがChrome Heartsのサングラスだった
紫系グレージュのティアドロップ型、おそらくはMUNCHER GOLDと呼ばれるそのサングラスは、異彩を放っていた

“やっぱり、思った通りですね 凄くお似合いです! まるで芸能人みたいです”

事実、思わず歓声を上げてしまう程に、それはよく似合っていた
サングラスに対する苦手意識が払拭された瞬間でもあった


Chrome Hearts
Richard Starkにより1988年にアメリカで設立されたスターリングシルバーが特徴の高級ジュエリーブランド
その名を知ってはいたが、映画スターやミュージシャンなどの海外セレブが愛用していることから、私には縁遠い存在だと思っていた
しかしながら、件の体験をきっかけに、一度は店舗を覘いてみたい気持ちが芽生えたのも確かだ


一昨日、いよいよその‘運命の日’が訪れた
重厚かつシックな佇まいに気後れしつつも思い切って入店、いきなり目に飛び込んできた無数のアイウェアの陳列にまず圧倒された
訪れた銀座店は、国内でも一番の品揃えであることを後から聞かされ、納得
その美しさにただ嘆息するばかりだった

無論単なる冷やかしで済ますつもりだった
ところが、出会ってしまったのだ
B1Fフロアのアパレル系商品棚に鎮座ましますベレー帽
瞬時にして虜になってしまったのだ

“運命ですね”

スタッフが零したその言葉に、私も思わず頷いた
思いがけなくも、それは私によく馴染んでいた

黒レザーの引き紐付きカーフベロア製シルバーベレー帽(beret drawstring v2 hoc ais)
今まで入手したどのベレー帽よりも‘存在感’があった
その存在感は、値段にも見事に反映され、一瞬目を疑ったほどだ
かなりの贅沢ではあるが、諦めるには惜しい‘存在感’だった


思いきった決断だったが、満足だ
デビューの日をいつにするか、その日が今から楽しみだ
末永く大事にしたい


運命的な出会いは、いつも“感動”が伴う


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