misty green and blue

Life is like an onion...

埋もれる。

2018-12-02 | cinema


実在するミュージシャンの映画は枚挙に遑がない
とりわけ天才と称される彼らの波乱万丈な生涯は、映画の題材にもってこいの生き様である

Amadeus / アマデウス (1984/1985)
Der Teufelsgeiger / パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト (2013/2014)
Miles Ahead / MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間 (2015/2016)

私が観た作品は少ないが、それぞれが強烈な印象を残している
見逃してしまった、あるいは映画化されていることさえ知らなかった作品もある

COBAIN MONTAGE OF HECK / COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック (2015)
Ветка сирени(Lilacs) / ラフマニノフ ある愛の調べ (2007/2008)
Immortal Beloved / 不滅の恋 ベートーヴェン (1994/1995)


惜しむらくは、世界的に影響力を持つ天才ばかりで、埋もれた天才が題材にされていないことだ

その業績を正当に評価されることなく、様々な事由によって歴史の影に埋もれてしまった偉人たち―
その中には、当時は全く評価されず、彼らの死後、ようやく評価されるようになった偉人たちもいれば、当時も今も高い評価を得ながらも日の目を見たことのない偉人たちもいることだろう


才能と運だけでは開花しない
人気が大きく関わっている
人気の有無が、その価値の大いなる決め手となるのが実情...


日本未公開の作品は、その典型だ
その才能は認められながらも、日本での認知度が低いが故に、公開されない映画がある

ミュージシャンではないが、Lee Alexander McQueenの伝記映画が公開されなかったことが、未練である



例外もある
短期間ながらも劇場公開された日本のインディーズ界の雄・My First Storyのドキュメンタリー映画『MY FIRST STORY DOCUMENTARY FILM -全心-』(2017)
興味を引いたものの、結局未見のままである



私はMichael Schenkerの映画が観たい
彼の半生を映画化してほしい
いや、ある時期を特化した内容でもいい

個人的には映画の題材に適した実在ミュージシャンであると信じて疑わない


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