観ることはないと思っていた
事前に確認していたにもかかわらず、観たいと思っていた作品の上映がなかった
たまたま開始時刻が同じで、やむなく?鑑賞したのが『Bohemian Rhapsody』だった (12日)
ところが、観終わった後、感動のあまりしばし放心、すぐには席を立つことが出来なかった....
複雑な生い立ちや容姿のコンプレックスを抱えるフレディは、憧れのバンド Smileのヴォーカル脱退を機に、自らを売り込み、メンバーの一員となる
その後バンド名をQueenと改める
1970年のことだった
同じことは、2度とやらない
常に新しいものに挑戦していく
それが、Queenだ
その宣言の如く革新的な音楽を次々と生み出し、忽ちスターダムにのし上がっていったフレディ
けれども、常に付き纏う孤独と不治の病との闘い―
メンバーとの衝突、婚約者メアリーとの別離が、更に彼を追い詰めていく....
バンドが崩壊寸前にまで追い込まれた矢先、去っていったはずのメアリーが突然訪れ、彼に告げる
あなたが声の出なくなる夢を見たの
私もバンドもあなたの家族よ
忘れないで
生涯の友となるメアリーとの出会い
生涯の伴侶となるジムとの出会い
“家族”の元に戻ったフレディは、アフリカ難民救済のために開催された20世紀最大のチャリティーコンサート『LIVE AID』に臨む―
Bohemian Rhapsody(Partial, Only First Half)
Radio Ga Ga
Ay‐Oh(Vocal improvisation)
Hammer To Fall
We Will Rock You
We Are the Champions
ラスト21分、入魂のパフォーマンスに圧倒され、熱いものが後から後から込み上げる、自分がいた.....
フレディは愛すべきボヘミアンだ
国境や人種を超えた、自由で情熱的、主体性を重んじる、史上最高のエンターテイナーだ
子供の頃、Freddie Mercuryの歌詞に支えてもらわなかったら、今頃自分がどうなっていたか分からない
僕の心を開いてくれた
僕の人生において、彼ほど偉大な教師はいない
<Axl Rose>
1991年11月24日 永眠
合掌
The Show Must Go On / Queen