この前、ホットヨガスタジオの受付で
ラジオ体操皆勤賞めざしカード、みたいなスタンプカードに
にこやかにその日の分のスタンプを押してくれながら、先生がおっしゃいました。

tamado さん、すごいペースできていらっしゃいますね。えらいですね。


褒められるのに弱い私は、たちまち笑み崩れて、

「来られないとなると、全く来られないので、来られるときは来ています」

とお返事していました。

食いだめ、というのは実はできないそうなんですが、
ホットヨガだめ、も できないのだそうです。

1週間も空いてしまうと、体はもう コチコチにこわばって、
弱点の肩痛や股関節痛が戻ってきているのに気がつきます。

これから寒くなって、出かけるのに勇気が要りますが、
からだは少し柔らかくなっても、動かさないとすぐ元に戻るそうです。
もったいないので、寒さに負けず、この先も頑張る所存です。


ところで、ヨガを続けていて、いいことはいろいろありますが、

「人を(あまり)気にしなくて済むようになる」
「できないことに、(あまり)くよくよしなくなる」

ということが、気にしぃの私にとっては、とてもいいことだと思っています。

「苦しいときこそ、深い呼吸を忘れずに」

「人のことは気にしない、自分のヨガをするだけ」

先生に教わったことを念頭に、今日もいい汗をかいてきました。


今ある自分を受け入れること、自分の体型も受け入れること。
これがなかなか難しく思われる時は、それでも ときどきあります。

ある日、チャイルドポーズをしていたときのことです。

あ、チャイルドポーズというのは、正座をした状態から、
前に体を倒し、腕を伸ばし、おでこをマットにつけます。
休むポーズだそうです。

一番最初の日は、長座(足を伸ばして普通に座る)さえ苦しかった私、
このチャイルド・ポーズが、休みのポーズであって、先生が

「はい、ゆっくり休んでください。ゆったりとした気持ちで・・」

とおっしゃるのでびっくりしました。

(これが・・やすみ・・・なのですか、先生・・💧)

と息を切らせていたものでした。


しかし、それにもだいぶ慣れ、ほっと寛げるようになった今日この頃。

ある日、昼まで生徒さんが私を入れて3人しかいませんでした。
それで先生が、3人の間を回って、手を添えていろいろ教えてくださっていました。

チャイルド・ポーズで寛ぐ私の腰が浮いていたのが気になったのでしょう、
先生はタオルを私の背中から腰にかけて掛けてくださり、
やさしく上から押してくださいました。
浮き上がっているのは、体が硬っているから、と思われたのかもしれません。

(先生それは・・・腰や背中が硬いのではなくて・・
ちょっと、お腹がつかえて、ちゃんとぺちゃんこにならないのです・・)

と思うのですが、押してもらっていながら、そんなふざけたことは言えません。

少しの間押してくださっていた先生も、私のシェイプの意味に気がつかれたか、
タオルをとって、すー・・っと、あゆみ去っていかれました。

これは、気にしない練習を積んでいた私も、ちょっと恥ずかしかったです。


こういう感じです。



本来は、このようにぺた〜、っとなります。






類似のことですが、「月礼拝」という一連のポーズがあります。

立ったり座ったりしながら、最終のポーズまでポーズを変えていきます。

私の苦手なポーズのひとつに、

四つ這いの姿勢から、片方の足だけ前に出し、
腕と腕の間に「すたっ」とおろす

というものがあります。

それをしようとすると、手を床から離さずに、
脚を胸に引き寄せて、次に手の間に置く、というのが、どうしてもできませんでした。
先生を盗み見ると、いともやすやすと、
長いおみ足を すっと素早く胸に引き寄せ、
両手の間の床に、「すたっ」と足の裏を置かれています。


これができなくて、どたどたするのが、ちょっと情けなかったです。

こうです。



Aのように、脚だけが素早く動いて定位置に到着する、というのが理想です。


しかし、その後、先生の中にも、普通に片手を床から上げ、
こだわりのない様子で「すたっ」と片足を前に出す方がおられて、(Bのように)
私も無理をせず、さっさと、次へ移ることができるようになりました。

もう一つあるんですけれども、両手を楽に自然に体側に置き、脚も自然に投げ出して休む、ことがあります。
最後の「しかばねのポーズ」などですね。

そのとき、

「両脇も楽に、卵ひとつが入るぐらいに、ふわっと開けてください」

とおっしゃる先生が結構いらっしゃいます。

その卵は、「鶏卵」だと思うのですが、
私の腕は、どれだけ脇から離そうと、
どうしても、卵がいっこ、入るようには自分でも思えません。

うずらの卵なら入るかなぁ。
無理だなぁ。
セキセイインコの卵ぐらいなら、いけるかなぁ。

セキセイインコはよく、飼っていたのが無精卵を生んでいましたので、
あのちっちゃな卵はイメージすることができました。


卵いっこのことで、雑念が湧いて、ヨガに集中できない私なのでした。





まだまだ修行が足りませんね。
続けて頑張りたいと思います。

次回は、「良いホットヨガインストラクター第2位」をお伝えします。