コロナウイルスのために、日本語教育業界も、ご他聞にもれず大変です。

私は長年、ほとんどプライベートクラスでやってきましたが、
そうではない、クラスレッスンに慣れた先生たちは、
オンラインレッスンに生き残りをかけ、大変な努力をしています。

私も現在、若い同僚(オンライン上でした会ったことがないのですが)と、
コロナウイルス収束後を見据えた勉強、兼、井戸端会議を定期的に開いております。

私の生徒たちも、数少なかった対面授業から、全員オンラインへ移行しました。
幸いに、すぐに慣れてくれて、オンラインの良さも理解してもらえましたが、
時間がありあまってしまったり、
今までと同じ頻度で授業を受けられなくなった人もいます。

それを補うために、いろいろなラーニングアプリに助けられています。



以下は、クイズレット・クイズィーズを使いこなそうと、
若い日本語教師のTAさんにしごかれ導かれながら奮闘するライブ会場です。

スクリーンショットは、とんでもないものを知らずに大発表してしまいそうで、
それは怖いので、「触り」をいちいち手入力します。

それでも私たちの、火を吹くような激しいやりとりの熱はは伝わると思います。


5月某日

TA:よろしくお願いいたします!
MEEETで声が聞こえるかやってみませんか?

tamadoさんすごい!
研究会事前document感激しました!
さっき少しアプリのところだけ入力しました。

(褒められた部分は抜かりなく再録しています)


・・

私:今日は、Googleミートから始めてみましょう。

・・

TA:すみません! 10分遅れでもよろしいですか?

私:ぜ〜んぜんいいです!
ここで洗濯物が干せるのがお互い在宅のいいところですね〜。

TA:ありがとうございます。

私:でも、干さないでコーヒー飲んでる〜

・・・・

(本格開始)

TA:×××・・・。
新しいゲームNO.です。

meetの招待に入れませんでした。


私:入れました!

え, meetだめ?
やってみますね〜。

TA:お願いします!

私:できないです!

TA:今招待メール送りました。

私:は〜い。


・・

このあとしばらく、Messangerやスカイプに切り替えながら、
GoogleMeetに入ろうと、二人で右往左往しています。


実はこの日の研究会のちょっと前に、
iPadに向かっている私に対して、Google がなぜか

「もしもしスマホから入りたくないですか?」

と聞きに来ました。

そのとき、深くも考えずに、言われるままにあれしてこれして、
パスワード忘れたので再設定していたんですね。

iPhoneと iPad2台に対し、(全部同じ人格のデバイスです)

はい、Googleですけど、ご希望の通りにしておきました。

と言うようなことも言ってきていたのですが、全く気にも留めなかった。

TAさんとのミーティング中、ふと気づくと、
iPadではGoogleのご一同が一斉に撤退?
gmailの更新も、しばらく前から全くなされていません。

どういうことかはよくわからないけど、
まっさらな感じになってしまっていたのです。

それで、いろんなアプリを、Googleアカウントで始めていたためらしく、
いろんなことが、なにもできなくなっていました。

・・何を言っているかお分かりにならないと思います。
大丈夫です、私も自分でわかりません。


・・・

私:TAさんすみません、gmailがおかしいので、新着メッセージが届かないみたいです。

TA:ほえ〜
×××・・・・・(URL)

これでいけますかね?

かたまっちゃいました。

私:かたまりましたね〜


・・・

TAさんは在宅の小学生の双子君のお母さんで、忙しい中、
時間を作ってつきあってくれているのに、
二人して、Google Meetに入れてもらえず、
門前でうろうろ、すでにもう15分ぐらい?

・・・

TA:また入り直しました!

私:お待ちしていればいいですか?

TA:さっきのURLで入れるかと。

私:すみません、gmail全員討ち死にしていたので、ご招待が受けられないようです!

・・

ついにMEETを諦め、スカイプに切り替えました。

そこからお互い2台のデバイスを使いながら、
学習ツールの使い勝手などについて、いろいろ探究してみました。

私:新しいTAさんのゲームは入れないですね。
「漢字音読」っていう、私のGoogleDocは入れますか?
さっき共有許可出させてもらいましたが・・

TA:クイズレット、「漢字音読」で検索しましたが、tamadoさん風のは出てきませんでした。作者名はなんですか?

私:ええ〜、それはもしかして、私がシェアしなかったのではないでしょうか。


このあと延々と、ああでもないこうでもないとやってみて、
気づくとすでに1時間以上経過。

TAさんの後ろのドアがあき、双子くんたちがお母さんに何か、こしょこしょと。

TA:え? なにそれ〜。

私:なんだって? 答え合わせしてくれとか?

TA:いやいや、1時間目終わったから、2時間目は「ぼーっとしててもいい?」
って聞きにきました。

私:なんじゃそれ。


TA:いつもだって普通にぼーっとしているのに。



ぼーっとしていいかどうかをきちんと聞きに来る小学5年生偉い。
なぜか私、ツボにはいってしまって、腹を揺すって笑ってしまいました。


コロナウイルスの第二波が来るのではと心配されつつも、
小学生諸君、がんばっていますよね。
大人だってうんざりなのに、体を動かしたいざかり、遊びたいざかり、
勉強したいざかりの子供たち。
本当に大変です。
がんばっていますよね。

久しぶりに笑わせてもらい、とても和みました。

さあ、今からプランクやって、ロデオボーイに乗ってきます。



今日も明日もご安全に。