我が家には、手仕事キングの夫がおります。

意外なことに、絵がすごく上手だったりして、
誕生日カードに、毎年似顔絵を描いて渡してくれるのですが、

私:げ。これ私。しかし、いいとこ突いてる・・・

長女:ざけんな!

次女:ざけんな!

・・・つまり、上手い下手を越えて、核心をついている似顔絵です。
すごく、似ています。

この前 驚いたのは、私がまだうら若い、
高齢出産直後の疲れた母親だったころ、
びっくりするぐらいBusuな似顔絵を描いてくれたことがあります。

この前出てきたそれを見たら、それがまあ、今の私そっくり!

ざけんなよ!

と殴りかかりそうになりました。

アートのセンスあるんですかね。


夫は、ニブ・クリーナーというような、あまり売ってないようなものは、
鹿革やハトメなどを、買ってきて作っています。

これは、ペン先をティッシュで拭くと、繊維が残ってしまうので、
鹿皮で作って、インクを拭き拭き、するそうです。

これです。






あと、我が家にはギターを弾くときに座る、
変てこな、ものすごく座りにくい椅子があります。

脚部分が壊れてしまったのですが、
ロフトで細い丸太を買ってきて、作り直してしまいました。
どうやったのだろう。

勘、で作ってしまったようです。

これです。








私など、テレビは映ればよく、ラジオは鳴れば良く、
引き出しはものが入れば良いという、好みのなさなため、
手作り系は夫に丸投げです。

それなのに、夫を始めとして、身近に handy person,
と呼べる、手仕事が大好きでまた、上手な人に恵まれていて、

これ知ってますか?

と、いろんなことを教えてくれます。


おかげで、以前には夢にも思わなかったことですが、
見様見真似で包丁を研いだり、
興味をひかれて、しめ縄や草鞋を編んでみたり、
などを、たまにするようになりました。

手の仕事が好きな人というのは、業とでもいうのでしょうか、
腱鞘炎になりそうなぐらい本業が忙しいのに、
ついつい、いろんなことをやってしまうようです。

締め切りに追われる。イラストライターのTさんは、
包丁研ぎに、しめ縄作りに・・着物も素敵に着こなしていて、
私は非常に影響を受け、真面目に着付を習いに行ったりしました。


遠くNY州でシェフをされているMさんは、
一日中熱いキッチンで料理をしているのに、
帰ってからも、金継ぎをしたり、たんぽぽのジュレを作ったり、
最近は大勢の人に頼まれて、マスクを縫っています。

こういう人たちは、一日が36時間ぐらい、ほしいでしょうね。


そのMさんが私にある日、

コンブキノコの二次発酵やってますか?

と訊いてきました。


ちょっとちょっとMさん、コンブチャでしょ?

と突っ込んだ、そのあとのことはまた後で・・





どうしても、緑と茶色になりがちな、
ゆる糖質制限のランチですが、
一応なんだっけ、あれが豊富。
コラーゲン。