ここ数日、残暑の影響で5時過ぎに目を覚まし窓を開けてまた

横になるという生活が日課になっている。

 

日曜の朝もそんな調子でダラダラと寝ていたら、夫の声で起こされた。

「オイ!暑いけど窓開いてる?」って言ってきたので

「いつも、暑いから起きたら、窓開けてからまた寝てるからさ

開いてるでしょ~!、なんかそれでも暑いよね~」と言うと

 

「えッ?窓開いてないし!鍵もしまってるし!お前大丈夫か?

ボケ酷くなったな!」とか言ってきたので、

私もついつい、「いつもの習慣で開けたつもりでいた~」とか

言ったら夫が

「お前ね、目的持たないでいつも無駄な時間過ごしてるな!」とか

言ってきたので、

「無駄な時間?こうやって寝てるのが無駄な時間なの?私に

とっては全然無駄な時間でないけど!」

と反論すると、

 

いつも、無駄な時間を過ごしてる!勿体無いと思わない

のがオカシイ!」とか言ってきたので ムカッ!としてきた。

 

「いつも目的持って過ごす事が無駄とか無駄じゃないとかさ、

皆世の中の人達、目的持って過ごしてるのか?無駄か、無駄

じゃないかなんて、人それぞれ違うでしょ!そんな価値観を

また、私に押し付けないでくれる?それは、あなたの思ってる事

であって、私はあなたとは違うんだから!一方的に上から目線で

決めつけて言わないでよっ!そもそも、無駄って何よっ!

 

と、朝ベッドにまだ横になったままムキになって反論したら

ダラダラと自分より寝てた私に、アタマ来てたのかも知れないけど、

 

無駄だっ!無駄っ!を連発してきたので、

「なんか自分の今迄生きてきた5〇年間、無駄だって言ってるの?

それ、生きてきた事が無意味で死んだ時間だったってことかい!!

私の人生無駄に生きてきたって言ってるのと変わんないじゃん!」

 

とか言ってる間に・・・知らない間に不覚にも涙が落ちてきた。

 

何で彼にここまで言われなきゃいけないのか、アタマきたという

より悲しく、情けなくなった。

 

どれだけ、こういう言い方が人を傷つけるのか、全く夫は

わかってないのだ

言葉が全く足りてないのだ!

 

 

私もついつい、収まりがきかなくて、「あなたはいつもそうよね。

どれだけ人が言葉で傷つくのかわからず平気で言う。

皆、感じ方は、違うけど私は、そう言われて凄く傷ついたし、

ショック受けたんだよ!!」

と、声震わせて訴えてしまった。

 

それを見て、彼は

「悪かった。言い過ぎた。そんなつもりで言った訳でなかった。

言い方も悪かったし、お前と違って言葉も足りないからな・・・」

と私の真意を聞いて謝ってきた。

 

 

そしてその日の朝食の用意をしている間、無駄について調べた

私は、当然その話題を振った!

(普通は、後を引かないものだが私は、更にこの無駄についての

話をしたくなったのだった)

 

「無駄の反対は、何だと思う?前に当たり前の反対も聞いたよね。

きっと無駄の反対も意味のある事だと思う。あなたにとっての

無駄って何やってる時なの?何が無駄で何が無駄で無いのかを

教えて。」

と私が話しだすと、

 

小さい時から、目的持たないで過ごす事は無駄な事、無駄な時間を

過ごすな!と両親や学校の先生、空手の師範にも教わったという。

私は、今迄親にも先生にも無駄使いするな!とか言われた事

あるけど、目的持たない時間が無駄な事だと言われた事は一度も

無かった事に気付いた。

 

ふ~ん、そういう教えって大事だね。

何事も目的をもってやる事も確かに大事な事だ。

しかし、目的はみなそれぞれ。夫に言わせるとこうしてSNSを

やったり動画のドラマを毎夜見る事も非常に無駄な時間だと

言うが、私にとっては癒し、ストレス解消が目的なのだからそれは

私にとっては無駄な時間ではない!!

 

延々1時間は話をしていたであろうか。

無駄の反対はネットで調べてると「有益」「有用」と出てきた。

無駄と言う定義は、

曖昧でその目的と期間設定によって決まる!

と言うことも交えお互いに理解できた。

 

夫と、共感は出来ない部分が多かったけれど、

お互いの言い分を認めあえる事が出来て良かったねと

言うことになり、一件落着!

意味のある時間、無駄ではない夫婦喧嘩だったね

と言ってまたまたhappyエンドになりましたぁ~~♪

 

今回も長文になってしまいました。

もっと簡潔に言いたい事を伝える能力が足りていません^^

ここまで読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

余談~お釈迦様の言葉より

「この世に無駄なものは何一つない」

命は尊いもの、大切にすべきもの。

 

自分の物差しで物事をはかってはいけない。

素直で純真な心を忘れず持ち続ける事が大切な事だと

仰っています。