今日の内容は不思議な話
世の中には
生まれつき「人を助けよう」とか「人に力を貸そう」と
ドラクエの勇者よろしく胸に秘めて生まれてくる人がいる
生まれつきの勇者は
子供の頃から感受性豊かで、自分が人と違う事に悩み
学校は不登校だったり、苦痛を感じてたり、友人も出来にくい
しかし、人の想いには敏感な為
生まれつき勇者の悩みは(本人の許可を得て抜粋)
≪何も考えず、豊かに楽しく生きるには?≫
≪不安な時間が苦しい≫
どんな意味か分からないので聞いてみると禅問答のようで
何も考えなくて良い時期と
凄く考えて辛い時期の2つがあって
それは自分が治安を守っているからなんだけど
何も考えない
= 周囲の人が困ってない時期
不安な時間
= 周囲の人が何らかの問題を抱えていて
どうしようか考えてる時期
私は横で聞いて
「人を守る為に生まれて来たって事か!」と、おったまげた
この世には
何の力も無く、ただ人として生まれてきただけの勇者や
まだ子供の勇者が存在する
自分が、無力で幼い事に悩み
自分が、誰よりも美しい事に気付かず悩み
自分の考えが、人の助けになっているかと悩み
自分が、どうすれば困ってる人に力を貸せるかを悩む
そして
それらの悩みを自分しか持っていない事に悩む
けいこ) 「わぉぉぉぉ、さすが勇者って感じ!」なのだが
勇者は生きてるだけで人を助けている事に
本人は気付いていないのだ
実際、困っている人に勇者が手を差し伸べて
困ってる人が助かるって事は少ない
何故なら困ってる人は
勇者の生きざまを見て学び助かっているからだ
人は≪模範となる人≫を見なければ
自分にとって正しい事、自分が考えなければならない事
自分が努力すべき事を感じることが出来ない
勇者は、この世に生きて人の前に立ち
この世に勇者が存在する事を人々に感じさせて
人が勇者になるまでの膨大な時間を待つのが勇者なのである
私、若い頃はアホだったので
「偉い人の魂が崇高なのか?」
「お金持ちが崇高なのか?」
「才能ある人が崇高なのか?」
「賢い人が崇高なのか?」と人を観察していたのだが
そうじゃないと分かった
どちらかと言うと……
地位や権力、名声に余り関心が無い人が
魂が崇高(自由)な事が多かったので
けいこ) 「普通にスーパーで特売の卵を買ってる人の中に
勇者は紛れている!」という事に気が付いた
平凡に見えて非凡、庶民に見えて崇高
いわゆる【普通】や【平凡】や【標準】な人達の中に
枠に収まらない考えや、優しさを持っているのが勇者の殆ど
勇者は
スーパーで特売の卵を買い
自分の親にモノを教え
(親は子の言ってる事が難し過ぎて意味が分からない)
学校に自分と同じ価値観の人が居ない事に驚き
(崇高って滅多に居ないって事だからね)
他人の事で自分の心を砕き
その生きざまの優しさに人類は学びを得るのであった
幸せの青い鳥を探してごらん
皆と同じに見えるけど全く違う人
案外、幸せの青い鳥は自分の身近に存在している
勇者は勇者になる事に悩む
他人に触れる事が勇者になって行く道なのだ
☆とくもり けいこ☆