望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

トランペットの木

2020-11-28 17:14:57 | 暮らし・花・趣味

いつも前を通るお宅。
毎年この時期には、
トランペットツリーがきれいに花を咲かせます。

だけど、今年は特に気候と相性が良かったのか、
もうこれでもかというほどの満開で、



少し夕暮れにさしかかった頃に通りかかると、
夕日に一段と黄色が強く映えて、
本物の金色のトランペットのよう。


と、
これまで気がつかなかった別のお宅にも!

こちらはなんと、白と黄色の両方。



ちょっと枯れ気味でしたが、
花の数は、ここでもかなりのもの。




そういえば、名前だけしか知らないけど、
本当はどんな花なんだろう?

  ・・・と、調べてみたら、

なんと、朝鮮朝顔の一種でした。



 ということは、もしや・・・、


と思ったらやっぱり、

  すべての部分に強い毒があるので、
  扱いには十分注意してください。



そして、

  江戸時代の医学者である華岡青洲は、
  本種を主成分としていた精製した麻酔薬、
  「通仙散」を使用していた。



おおっ、「華岡青洲の妻」の、あの麻酔薬!


「朝鮮朝顔イコール毒」ということが、
どこかしら記憶の隅に引っかかっていたのは、
あの小説の影響だったのかも。


いや、もしかすると、

小さい頃にテレビで見た、
「華岡青洲の妻」の舞台中継の記憶だったのかも。

姑役の杉村春子さんの存在感の凄さに、
子供ながら釘付けになった記憶が。
・・・って、やっぱり芝居につながる私(笑)



しかし何であれ、

こっそり、ひとつ持って帰ろうなんて、思わなくてよかった!






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2 コメント

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Unknown (Log)
2020-12-09 06:52:01
津川雅彦さん曰く、「杉村春子さんは、「(台詞は)1000回も言えば覚えるわよ」と、事もなげにおっしゃる」と。
この場合の「覚える」とは、ただ暗記、暗唱ではなく、「台詞が自分の手足のように自在に扱える」と言う意味なんでしょう。
ちなみに津川さんは撮影所への行き帰りの車の中で練習していたそうです。
Logさま (望子)
2020-12-09 23:56:46
台詞を覚えるのは、役者それぞれ、いろいろな工夫があるようですね。
私もいつも必死で覚えています。

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