マカオカジノブログ(旧マカオカジノ通信) with 澳門博彩股份有限公司(SJM)

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趣味の領域であるマカオカジノ旅行記。
たまにマカオ以外の旅行先のカジノやカジノ以外のネタも入ります。

sicboのROOMです。楽天に出ているものに限られますが、マカオやカジノや旅に関するもので、sicboが良いと思うものを掲載していきます。

2024年2月24日(土)21時30分

 

黄枝記本店でメシ食って、十六浦で戦線復帰。

土曜夜の十六浦、混みすぎず暇すぎず、大勝してる人も大敗している人もいないような、いい塩梅のまったりとした空気感。ここはいつもそんなかんじ。

 

メシ前と同様、 300~1,200HKDの投注額でバカラと大小の立ち賭けで、あっちにいったりこっちにいったり。 まずまずの勝率で進みかけたが、メシ後で+2,000~3,000HKD程度としたところで当ってはハズれ、ハズレては当たり、またハズれ、といった均衡状態になったため、まだまだやれそうな体力気力は残したまま、23時20分、total+5,050HKDのところで手仕舞いとした。明日は帰国日、十六浦でAM10時ごろの101Xバスに乗ればいいから、やれたらやるか。

 

普通の時間に英京酒店に戻り、普通の時間に就寝。

 

 

 

2024年2月25日(日)帰国日

 

7時10分起床。昨日と同じく成記粥品で昨日と同じ粥食って、チェックアウトして9時00分、十六浦のクロークに荷物を預けた。水面上にある帰国前ということで、ここでやると脇の締めが甘くなって激戦化する傾向があるので、ファンタンのボタンの数はどうやって数えているかという検証を約30分行ったのち、チップに交換することなく9時32分、101Xバスに乗車した。

 

9時57分に澳門口岸到着。10時15分の橋バスに乗車。ある程度風のある日だったので途中50km/hでの運転となり、10時57分香港口岸に到着。

 

香港国際空港では、GATE1付近のPLAZA PREMIUM LOUNGEで、ひさしぶりにホワイトヌードルを食す。この場所でこれを食えることも、太平の世であってこそ。

 

 

香港航空HX610便は、定刻の14時55分に対して14時53分に駐機場を離れ15時11分に離陸、飛行時間3時間29分を経て、19時40分(日本時間)に成田空港に着陸した。

 

2024年の緒戦は、+5,050HKDと旅費程度ではあるものの生還。前回も旅費程度の生還で帰国している。ここのところ、訪マの前後でBSがほとんど変わらない。つまらない気もするが、負けるよりはよいのだろう。修行の結果とでも認識します。

 

年度毎の推移と累計(2011年遠征分より)。

 

 

なお現時点で、次回訪マの予定が決まっておらず落ち着かない。もしかすると、GWの前半、4/27(土)~29(祝月)に行けるかもしれない。バカバカしいほどに旅費が高くなりそうな日程だけど、労働節(メーデー)は5/1からだし、地味に旅費回収程度の勝利を収める戦術を組むことができればいいかな。航空券検索します。

 

※今回の訪マ、YouTube「sicbo旅」でも動画にしました。顔出し声出しナシなので情報量に限界がありますが、よろしかったらご覧になってください、励みになります。後篇では、3/8~10に東京・日本橋のCOREDO室町テラスで行われた、マカオ政府観光局主催イベントの模様、オマケであります(^^)

 

 

前篇、2日目に十六浦から碼頭に向かうところまで

 

後篇、帰国まで。おまけで東京でのマカオ政府観光局主催イベント

 

 

おしまい

2024年2月24日(土) 

 

8時起床。近年は、訪マ中も規則正しく生活している。

身支度して、外で朝メシ食って賭場へ。

 

朝メシは「成記粥品」に、遅ればせながら初訪問。

 

 

名物オヤジ、日本人には「ありがとう、おはよう、おいしい」と声をかけ、韓国人には「カムサハムニダ、アニョハセヨ、マシッソヨ」と声をかける。おそらくご存知なのはその3語だ。彼はその3語で、客のハートをもっていく。挨拶というものがいかに大切か、あらためてオヤジに学ぶ。挨拶さえできれば、オヤジになっても最低限は愛されるに違いないのだ。具だくさんな粥もうまい。皮蛋魚片粥(27MOP)に油條毎椀(8MOP)。

 

 

朝メシ食って9時50分、十六浦娯楽場に「出勤」。300~1,000HKDの投注で約2時間滞在、+2,000HKD(total+3,500HKD)。

 

12時の免費バスで十六浦から澳門碼頭、からの海立方。海立方は2階大小がなくなっており、そのかなしさからか、1階大小の出目が好みでなかったこともあり、何を血迷ったのかバカラに「着席」。しかも絞る。私は絞ると熱くなる。結果、ものの10分で▲6,000HKD(total▲2,500HKD)。ひさしぶりの悪手で、ハズレて、増やして、ハズレて、増やして、をやってしまう。

 

まだ傷は浅いと回力に転戦。傷が浅いうちの原点回帰といえばファンタンだ。今回は、Y攤 (ヤータン)のミニマム又はミニマム×2で、確実なる原点回帰を行うことにする。Y攤とは4分の2の確率で当たり、4分の1の確率で引き分け、4分の1の確率でハズれ、配当は1.5倍(手数料5%)という、リスクヘッジの効いた賭け方だ。回力Y攤のミニマムは200HKD(当たると+95HKD)、ミニマム×2だと400HKD(当たると+190HKD)だ。原点回帰の戦いでは、焦れたうえでつい横着して投注額を増やしたくなるが、Y攤では特に、ハズれる確率を4分の1未満に抑えながら(つまり4勝1敗以上のペースが必要)、必ず来るハズれの被害を最小化し(理論上ミニマムがベスト)、疲れてもイラつかずにボタンに意識を集中させていく。

今回は、▲2,500HKD→±0以上が命題なので、ミニマムで投注し、27回以上の勝ち越しを得る必要がある。回力にはファンタンが2台あるので、この2台を掛け持ちし、全てミニマムというわけにはいかなかったが、基本順目でオヤジたちの民意に沿って賭けていたところ、約2時間後、30勝3敗15分け(やや出来すぎ)、+2,565HKD(total+65HKD)としてキャッシャーに向かうことができたのだった…。なお、回力の自助餐コーナー(有料)は免費カップラーメンエリアに変更されており、私も免費カプラをはじめて体験した。康師傅のチキン&マッシュルーム味。比較的好みの味。

 

回力海立方を後にし、レジェンドパレスカジノ(勵宮娯楽場)に向かう。

 

 

勵宮は新しいイメージがあったがオープンは2017年2月。はじめて入場した。大小はなし。バカラはmin300HKDが7台とバカラ全卓の約4分の1となっており、豪華なイメージがあったが意外に庶民的。

 

続けて金沙へ。

 

 

まずは山本昌さんにご挨拶。カジノは、情報通りファンタンが8台になっており、min100HKD(≒Y攤200HKD、三門300HKD)の台もあった。十六浦でもファンタンのminは200HKD(≒Y攤400HKD、三門600HKD)のため、ちょっとびっくり。大小の罫線ジャングルは健在で嬉しかった。見学のみ。

 

散策がてら葡京に向かい、食ルーティンをこなす。

 

 

 

私の好みは生姜の効いたチキンバン(23MOP)。数ヶ月に1回しか食えないため、どうしてもいつも同じ味になってしまう。

 

 

夕刻になってきたので、セナド広場や準備中の康公市場を見つつ、一旦宿に戻る。

 

 

 

19時00分、十六浦娯楽場へ。

 

 

朝に続き、300~1,000HKDの投注額でバカラと大小の立ち賭けで、あっちにいったりこっちにいったり。抜けていくことはなかったが、勝ち先行であったため、20時40分、+約3,000HKD(total+約3,000HKD)として、メシ休憩とする。

 

康公市場の屋台メシも考えたが、食ルーティン重視ということでいつもの黄枝記本店へ。

 

 

物価の優等生、黄枝記も、2023年11月と比較して少し値上げ。後の記録として記す。上げ幅が、やはり優等生だ。

 

雲呑撈麺(40→43MOP)

 

酥炸雲呑(37→38MOP)

 

21時30分、「休憩」を終えて十六浦のフロアに立つ。明日は帰国日。普通の時間に起きると1時間もカジノに寄れないと思うので、事実上最後の勝負。

 

つづく

2024年2月23日(祝金)19時10分

 

葡京で勝負開始。

 

一投目は、チップ交換後に円形1階の大小。ノーモアベット寸前の4の小を発見。取り急ぎminの200HKDを大へ。アタリ。盤面が埋まるぐらい大に賭け玉が寄っており、私の順番(最後)で知らないおばさんの手が伸び、盤面から全てのチップが消失。もちろん私のチップも消失。こうしたシチュエーションで適切な広東語も普通語も出てこないので、異議申し立てを軽くジェスチャーで行うと、知らないおばさんは何の抵抗感もなく素の表情で私にチップを返す。勘違いでもなさそうだったので、皆様お気をつけください。特に、複数の同額チップが置かれてる際や、人垣ができるほど盛り上がってるバカラにおいてでしょうか。

 

続けて156を発見、1,000HKD投注し、ハズレ。この夜は、この後も含めて156を随所で見かけたが、私が賭けていないとアタリ、私が賭けているとハズレるという、切ない展開であった。ただ、大に賭け玉が寄った際に小が出る傾向は依然として感じる。ただ最近、大陸や香港の大小ファンの皆様にも156オカルトが浸透してきたのか、156のあとに小に賭ける方が多くなってきた気がする。気のせいか。

 

2月のマカオは当然暑くはないし、東京ほど寒くもない。良い天候に感じるし、ホッピングへ。まずはお隣の金碧滙彩娛樂場(カムペック)。

 

 

バカラのmin200HKD台が消滅し、すべてmin300HKDに。そして、葡京から繋がってるフロア(2階)から上の階にも行ってみたが、想像以上に広い。ただ、盛り上がっているのは2階。

 

次に「ゾンビの道」をくぐり、難攻不落の星際。

 

 

ここに入るのはコロナ後はじめて。「水面下へのエスカレーター」を昇る。minインフレのリーダーシップをとっていそうと予想していたが、min1,000HKDのバカラ(低いの意)もそこそこあり、意外だった。大小は奥のステージ前に移動して、3台。min300HKD。見ていると、数字を連続してアテているオヤジにその奥さん、娘さんがいて、私も香港ドル札を出しかかったが、これは罠に違いないと考え、次へ。

 

MGM(美高梅金殿)。

 

 

奥にタピオカドリンクを飲みにいく。その近くに、「金貸し」の根城と思しき広めの喫煙所がある。しかし、以前は毎回のように金貸しに声を掛けられたが、最近は声を掛けられることもなくなった。なぜなのだろうか。大小は中央部に数台。156を発見、すかさず1,000HKDの香港ドル札を出してチップに換え、小に1,000HKD。現金から急いでチップに交換した際に全部賭けてハズレるとちょっと恥ずかしいが、アタリ。MGMの罫線ボードで156を見ると、小が出る気がするのだ。続けて、156のあとに賭け玉が大に寄り、小はゼロという最高のシチュエーションが別の台で出現。小に2,000HKD行こうかと思ったが、ハズレるとMGMがマイナスになると思い直し、小に1,000HKD。ハズレ。チーンの鳴ったあとにスライディングで賭けたため、さながら飛び込み自殺の様相。プラマイゼロでMGMをあとにする。

 

ゾンビにならずに(なれずに)「ゾンビの道」を通り、葡京側に戻る。そしてコロナ後初、本気の人が集まる財神娯楽場。

 

 

スタッフの女性が掛け声に協力してくれる独自の芸風もそのままに、賭けることが難しいほどの人垣で盛り上がってる台も複数あった。財神における飛沫感染は相当のものだと思われます汗。min100HKDの大小も以前のまま。ここで少しバカラやって、少しプラス。

 

22時00分、遅めの晩メシでいつもの店に。

 

 

 

トマトヌードル(肉絲熱湯麺)や酸辣湯も食べたかったが、結局いつもの麻婆豆腐(98MOP)、水餃8只(45MOP)、東北大米飯(15MOP)となった。数ヶ月に1回の訪店になると、どうしてもこのメニューになってしまう。計158MOP(約3,023円)。

 

メシのあと葡京に戻ったが、渾身の「17→小」をハズして切り上げ、宿のある内港に向かうことにした。5あたりがでると思ったのだが…。

 

途中、新馬路の屋台粥が健在であることを認識。

 

 

その昔、20代から30歳を過ぎた頃の私は、水晶宮の大小に疲れると、気分転換がてら、深夜にここの粥を食べにいくことを楽しみにしていたことがある。そのときも、大将はこのように読書されていた記憶。感慨深い。

 

23時25分、この日の締めとなる十六浦娯楽場(ポンテ16)に到着。

 

 

 

1階のバカラで一進一退。早朝出発の疲れを感じてきたため、24時00分に切り上げ。この日はトータル+1,500HKD。負けなくなってきたが、勝たなくもなってきた。中年の保守。常に一進一退。

 

おやすみなさい。

 

つづく

2024年2月23日(祝金)早暁

 

ちょうど4年前のこの3連休、私は香港エクスプレスのチケットとカラヴェルホテルの予約を持っていたが、盛り上がりつつあったコロナウィルス騒動により自主キャンセル(正確には嫁ブロック)。約2週間クローズしていたカジノもこのときはオープンしていただけに、返金するとしつつしなかった香港エクスプレス含め、自分ではあまり引きづらない性格と認識しているが、訪マに係る後悔だけは忘れない。

 

この日は早朝の京成で成田空港へ。卒業旅行のシーズンに入ったのか、空港には若者がたくさん。20卒、21卒、22卒、23卒の学生はとても気の毒だ。自分の頃を思い出す。この時期、比較的長期でイギリスとタイに行った。既に香港は経験していたが、マカオはまだ知らなかった。そこから約6年後に、マカオを知ることになる。マカオを知ってから、時期によって頻度は違うものの、定期的に訪マすることになり今に至る。学生から6年しか経っていな頃から行き始め、今もまだ行ってるとは、人生とはやはり短いものなのか。

 

この日の香港航空HX607便(定刻9時05分)は9時06分に駐機場を離れて9時23分に離陸、飛行時間4時間53分を経て、13時16分(現地時間)に香港国際空港に到着した。冬場の往路は5時間フライト。機材はA320で3列3列。私は通路側(事前座席予約なし)。

 

香港航空のお供といえばこれ。

 

アツアツで、中味は空洞に見えるが白色の甘い芋のようなものが入っていた。うまい。

 

13時30分機外へ。今回はイミグレではなくE2(Transfer Deck)を目指す。昨年開通した香港国際空港と澳門口岸の直通バスがキャンペーンで、8月31日まで無料(正価280HKD)になっているらしいことをマカオ新聞の記事で見ていたからだ。

 

 

久しぶりのE2カウンターで、

 

 

無事に発券完了。

 

 

日中は30分に1本と60分に1本の時間帯がありました。

 

 

無料チケット、事前予約は必要なく、パスポートとエアチケット半券だけでOKでした。キャンペーンは2024年8月31日までだそう。

 

バスはスカイピアから。スカイピア、なつかしい。

 

 

私の香港空港への到着時間は、主に3つの時代に分けることができる。

 

1.金曜夕方便の時代(ノースウエスト、デルタ、ANA、香港航空)

2.3連休初日、午前便の時代(ANA、今は香港航空)

3.深夜便の時代(香港エクスプレス航空)

 

1は連休ではなく普通の金曜で、深夜にマカオ入りするパターン。最もハマっていたときの行程だ。その後大人になって2か3を中心とするようになったが、2の際に、直達フェリーの時間が合うのでスカイピアを利用することがあった。スカイピアは昔も今も、いつも空いている。

 

14時30分発のバスに乗車(発車は遅れて14時47分)。

 

 

乗車時間40分、15時27分に澳門口岸到着。15時43分イミグレ通過、15時50分101Xバス(澳門通で4.0MOP)。ポンテ前の栢港停車場でバスを降りて、黄枝記本店に行くと休憩中。16時20分、すぐ横の「梁慶記」という屋台で雲呑麺(27MOP)を食う。

 

 

 

16時50分、今回の宿、オレロンドンホテル(英京酒店)にチェックイン。Agoda経由で計26,631円(金土の2泊)。この宿は昔からあるが、泊まるのは今回がはじめて。

 

 

最近リフォームしたようで、部屋はカラヴェル風で十分。

 

デスクはこんなかんじ(滞在中ほぼ使わずに済んだ)。

 

少し作業や休憩して、18時40分出発。前週までの旧正月の名残がある街を歩いて、もちろん葡京を目指す。

 

 

 

 

19時10分、リスボアに到着(普通に歩けば、ホテルから徒歩16分 by.Googleマップ)。

 

 

1万HKDをチップに変えて、勝負開始。まずは目の前の大小で4が出たので、大にminの200HKD。アタリ。アタッた私のチップに、知らないおばさんの手が伸びた…。

 

つづく

明日からの3連休でコロナ後3度目の訪マ。前日に、あ、明日からマカオだ、の感覚を今回、ひさしぶりに味わった。

 

恥ずかしながら仕事の方が相変わらず落ち着かないが、今回はタスクではなく小さな論点を持っていくだけで済みそうで、連休に私がマカオに行っても誰も気づく者はいないし、なにしろ、ウワの空で賭けた方がアタりやすいかもしれない。

 

フライトは香港航空、総額42,030円。早起き。

 

 

宿は、内港のオレロンドン。昔から認識しているホテルだけど、泊まるのは初めて。予約はツインで、ダブルへのリクエストは行った。念のため、有事に備えて机の状態をイメージしておく。

 

 

マカオの天気は曇ときどき霧雨。ロンT1枚かな。帰国日の東京の雪マークが、少し心配。帰ってこれないと訪マがバレてしまう。

 

 

 

今回の戦闘方針は今のところ決めてないから、いつも通りになりそう。メシも同じようなものを食うでしょう。日ごろのストレス爆発とならぬよう、恐れをもってマカオと接したいと思います。免費キャンペーン中とされる、香港国際空港から澳門口岸への直行バスにもトライしてみたい。

 

では、行ってまいります!

 

つづく

2023年11月4日(土) 18:00

 

十六浦娯楽場(ポンテ)で勝負開始。

大小(1階に10台前後、2階に1台)やファンタンを軽く見て廻り、やや盛り上がっていた2階バカラ台(min300HKD)を観察。なかなか引きのある地元オヤジに注目していると、オヤジが見(ケン)を入れると民意がハズれるなどにより、オヤジがホンモノであることを確信。最初はオヤジの背後から立ち賭けし、やがて座った。

 

約1時間強、オヤジに絞ってもらえるようにベット額はコントロールし、+3,000HKD(トータル+4,000)。19時45分、休憩も兼ねていつもの店へ。私は20時閉店と思い込んでいたが、全曜日21時30分閉店である模様(Google My Business調べ)。

 

 

 

黄枝記本店で招牌蝦子撈麺(63MOP)食って、20時15分に同じ台で戦線復帰。オヤジはまだいる。21時頃からオヤジ(≒私)の苦戦が始まり、一進一退の膠着状態となったので21時30分、黄枝記後+2,500HKD(トータル+6,500HKD)として台を離脱。

 

この時点で特別な負の波もやってこず、最低1万HKD以上はプラスにしなければならない運向きであり(たまに来る勝てる流れのときは、必ず勝たないとやってられない)、他のバカラ台や大小も見てみたがピンとこず、この晩の戦いは21時45分、終戦。今回の宿は大三巴牌坊の裏手であり、22時ならまだライトアップもされているだろうから、帰りしなに見てみたいとも考えた(と、自分に言い訳)。

 

新馬路からセナド広場を経由して、大三巴牌坊を見て宿へ。土曜22時、セナド広場から大三巴牌坊への商店の半分以上は店を閉めていた

 

 

 

23時45分、小腹が空いたので、日中行列ができていたテイクアウトの小食店へ。

 

 

香港名物カレーフィッシュボール(10MOP)。辛かったけどうまい。ひっきりなしにマカオ版Uberのようなバイクが来ていたけど、デリバリー代のほうが高くつきそう。

 

 

明日は午後の便で帰国。朝、1時間ぐらい十六浦に行ってみようと考えて、就寝。

 

2023年11月5日(日)帰国日

 

朝7時起床。宿の隣りの 檀香山珈琲(ホノルルコーヒー)で朝メシ(40MOP)食ってチェックアウト。

 

 

朝の十六浦。1時間ほど勝負していく時間はあったが、荷物預ける場所もわからなかったしで入場せず。この旅の戦果は昨晩のまま、トータル+6,500HKD(約124,000円)で確定した。最近は円安もあって、数千HKDの勝利で十分に勝った感覚になるが、逆に自分を発散する勝負がしずらくなってきたとも言える。

 

十六浦前から9時05分の101Xバスに乗って9時25分に澳門口岸着。バスチケット(65MOP)買って9時45分に香港口岸に向け出発し、10時25分着。イミグレでやや並んで11時00分のB4バスに乗り11時08分に香港国際空港に到着。

 

通称「日常への道」

 

イミグレを通過し、35ゲート付近のPLAZA PREMIUM LOUNGEで昼メシ。麺類がなかったのが少し寂しい。

 

 

 

定刻14時55分の香港航空610便(A330)は15時01分に駐機場を離れて15時15分に離陸、うまいパンを食いながらの飛行時間は3時間35分、19時50分(日本時間)に成田空港第1ターミナルに到着した。

 

年度毎の推移と累計(2011年遠征分より)。コロナ後元年の2023年の海外カジノは4回(マカオ2回、ソウル1回、クルーズ客船1回)。HKD換算で年間+13,701HKD(約26万1千円)。

 

 

次回は訪マは2/23(祝金)~2/25(日)の予約があるが、仕事の関係でほんとうに行けるかわからない。しかし、「とりあえずカラダはマカオに動かす」という考え方を発見したので、カラダが東京にある必要がなければ、きっとマカオに行くんだと思う笑。

 

そして、今回の訪マの様子はYouTubeでも動画にまとめております。情報量はテキストで書けるブログの方多いですが、マカオの雰囲気を感じていただけるよう、環境音を重視したつもりです。

ご視聴いただけると励みになりますm(__)m

 

 

 

 

おしまい

2023年11月4日(土) AM11:25 

 

2022年7月にオープンしたグランドリスボアパレス(上葡京)、カジノは初訪問(今年8月に免費バス乗り間違えて入口までは来たこと有)。カジノフロア、内装など、特に半島側リスボアへのオマージュは感じず、一面バカラの海。このときは客がついている台の方がまばらなほど閑散としていた。大小はこのとき3台稼働(全体では10台前後か)、そこそこ客はいた。minは300HKD1台に500HKD2台。500HKDの台で666が出たので小に500HKD、ハズレ。その後しばし経過を観察したり賭けたりしていたが、ほぼ皆さん負けていたので上葡京±0のところで退散。途中お一方、アタリを最後に台を離れてキャッシャーに向かった女性がいて、勝つ人の行動様式をあらためて認識した。私もここではアタリを最後に滞在約30分でキャッシャーに。葡京間免費バスで半島側へ向かった。

 

 

免費バスから見えた珠海のマンション群。将来住みたいかなという考えが一瞬頭をよぎったが、環境が合うわけがない。

 

 

12時20分、新葡京に帰還。皆さんが行かれているあの店へ行こう、とセナド広場方面へ。途中で1928年開業、近代マカオカジノ発祥の地である伝説の宿、新中央酒店のリニューアル工事に出くわす。

 

 

 

 

ここは私がまだ20代の頃、はじめての徹夜カジノを水晶宮で行ったときに泊まった宿。ウォークイン(予約なし)で150MOP(当時)、天井には大きな穴が開き、水回りは黒茶色に崩壊、裸電球。当時の私は今より繊細で、この部屋で眠ることができずに一晩カジノに退避したのではないかと思う。新中央酒店はここ数年営業停止しており、このまま廃墟化するのかなと思っていたら、往時に近い姿でリニューアルオープンする模様。これは楽しみ。

 

と浸ってる間に成記粥品専科は閉店。粥なので朝食、13時閉店であった模様。

 

 

と、いうことで昼メシはくたくたパスタのJollibeeへ。

 

 

くたくたパスタのコンボ(61MOP)。期待を裏切らずにくたくた。

 

 

新馬路を見下ろしながら食べられるのが良い。

 

 

くたくたパスタを食ったあと、葡京へ。すっかり元気になったマカオ、土曜午後の葡京は混みすぎて勝負になりません。特に大小は、半ば暴力的に人垣をかき分ける要あり。よってそれほど混んでないカムペック( 金碧滙彩)のバカラを併用し約2時間、ここでも勝負の方向感はつかず。水晶宮が葡京に統合された今、薄暗く退廃感漂うカムペック、私の好みかもしれない。

 

15時40分、いったん歩いて15分の宿(假期酒店)に戻ることに。宿で少し休憩して17時40分、徒歩で十六浦(ポンテ)に向け出発。間もなく夜の帳が降りるこの時間、今回の旅の勝負場は十六浦に決定。明日帰国なので、この場の出来不出来で勝負は決まる。そしてこのあと十六浦で、マカオではひさしぶりに「座りバカラ」に取り組むことになった。「座りバカラ」は、生還可能性を高めることがない勝負方法として、ここ数年避けてきたやり方。ひさしぶりにやってみることにした。

 

 

つづく

2023年11月3日(金)20時50分 葡京

 

またこの場所に帰ってくることができた。

 

 

葡京で1万HKDをチップに交換。この日は金曜夜、場内はまずまずの賑わい。さっそく156の大が目に入ったので近づいてみると、賭け玉は極端に大に寄っていた。第一投だし、ミニマム(この台は300HKD)から始めなければいけないところを小の字の真ん中らへんに1,000HKD。アタリ。第一投がアタッたときは序盤で崩壊するジンクスもあったような気がするので、その台ではそれ以上追わず(結果はその次も小だったので、賭ければアタッていたのだが)、1階、2階、2階の食堂(怡情一刻)とパトロール。前回(2023年8月)と特に変化は感じず。

 

 

 

21時30分、11月19日からはじまるマカオGPの客席を右目にお隣りのカムペック(金碧滙彩娯楽場)へ。少しだけバカラの立ち賭けをする。ここでは勝ち負けの方向感出ず。このカジノは入口に「○連荘」等と各テーブルの罫線が表示しており、見に行く台を特定しやすい。「○連荘」と示されると連荘が出やすそうな錯覚も起きる。良い印象(ただの勘)を感じた台もあったので、明日夜の本勝負の候補にしようと思った。

 

 

 

22時00分、並びにあるランドマーク(置地娯楽場)へ。ここは以前会員にならないと入場ができなかったため、入るのははじめて。現在は会員制ではなくなっていた。場内はモチーフとしているエジプトというよりは、朝鮮的な独特の雰囲気。広い。min300~500HKDのバカラが、数フロア膨大にある印象。大小は、わたしが確認する限り1台稼働していた。SJM系ではないのチップが異なり、深夜になる前に松花湖でメシを食おうと考えていため勝負せず。次回にでも勝負してみよう。

 

 

22時30分、麻婆豆腐を食いに松花湖水餃へ。食のミッションは、腹の隙間があるうちにこなしていかなければならない。麻婆豆腐(98MOP)と白いご飯(15MOP)、水餃子8個(45MOP)を食った。この日の麻婆はラー油多め。日によって味が違うのだ。会計は158MOPで、約3,000円。松花湖の一人メシで3,000円とは、あらためて円安を実感。

 

 

このオリジナルのタレがうまい。ニンニク系。

 

 

このあと葡京、新葡京(グランドリリボア)とパトロール、大小、バカラで何手か賭けたが方向感つかず。今回は明日の一晩勝負にしようと思う。勝つなら勝つ、負けるなら負けるで。原点回帰の戦いは、なし。

 

23時45分に新葡京を出て24時00分に假期酒店着。早朝発だったし、明日のためにも寝た。

 

2024年11月4日(土)AM8:20

 

起床して、まずは葡京方面へ。宿近くのミートパイ屋、カフェナタなどはスルーして、朝食はこれ。

 

 

リスボア肉まん、CHIKEN BUN(23MOP)。最高。三輪車(ペディキャブ)乗り場で食す。肉まん食ったあとは、奥さんに頼まれたミッション(某イベントの限定品購入)を完遂すべく、免費バスでタイパの上葡京(グランドリスボアパレス)へ。ほどなくしてミッションコンプリー、娯楽場へ。

 

 

 

私の知ってる葡京とは違う、タイパでセレブな雰囲気。チップも違う。とりあえず、1万HKD交換してみた。

 

 

つづく

「期待値1.0を超えないと、金銭的には投資する意味がない。期待値が1.0を下回る場合には投資を避けるのが普通だが、期待値が低い場合でも、自分なりの戦略を組み立てることで、勝率や期待値を上げることはできる。」 -村上世彰

 

秋に入り、これは男の修行であると自身に言い聞かせるかしかない仕事上のビッグウェーブが到来。今回の訪マの前週まで、6週連続週末フル稼働という状態に陥り訪マ自体をあきらめかけていたが、この訪マの3連休、奇跡的に束の間の静寂が訪れた。行ける、私はマカオに行ける。いや違う、マカオが私を呼んだのだと勝手な解釈を自身に行い、目覚まし時計の針を早朝に合わせた。

 

2023年11月3日(祝金)早暁

 

一人なので電車で成田空港に向かう。奥さんがバスを好むので、電車で成田に向かうこと自体がコロナ前以来。つまり一人訪マ(海外)はコロナ以降初。第1ターミナルに降り立ち、プライオリティパスで入れるラウンジで軽く朝メシ食って、搭乗口に向かう。一人で制限エリア内を動き回る、このルーティンが私に自由な旅を感じさせてくれる。

 

この日の香港航空HX607便(定刻9時05分)は9時01分に駐機場を離れて9時23分に離陸、飛行時間4時間21分を経て、12時44分(現地時間)に香港国際空港に到着した。機材はA320で3列3列。私は通路側(事前座席予約なし)。

 

コロナ以降、香港航空の機内食は廃止のまま。かわりにパンが出る。

 

 

 

このパン、なかなか旨かった。港式パンが持つ独特の香ばしさと中味のさつまいも系の餡がマッチ。人は、パンのみで香港に渡ることができる。

 

13時00分に機外、13時20分にイミグレ通過。イミグレは、以前よりも混雑緩和の工夫がされているように感じた。コロナ以降、e道の申請は行っていない。いつもの場所でタバコ吸って、13時38分のB4バスに乗車。香港口岸まで9.1HKD、たまたまジャストを硬貨で用意できた。八達通(オクトパスカード)のアクティベートは未了。

 

 

13時50分香港口岸着。澳門口岸までのバスチケット65HKDを現金で買って、14時02分の橋バスに乗車、14時45分澳門口岸着。

 

マカオのイミグレで偶然、同志のportamanさんにお会いした。どうも、B4バスからご一緒だったようで、しばし近況など歓談させていただいた。portamanさんとは前回の訪マ(2023年8月)の滞在も被っており、訪マサイクルが近いようだ。ブログのイメージ通り、あらためて素敵な方でした。タイミングが合えば滞在中にお会いしましょうとし、101X(私)と102X(portmanさん)、それぞれの道(タオ)へ。

 

15時20分の101Xバス(澳門通で4MOP、現金は6MOP)は、15時47分に十六浦(ポンテ16)向かいのバス停( 港停車場)に到着。近くの黄枝記本店で雲呑撈麺(40MOP)と酥炸雲呑(33MOP)を食って、宿に向かう。

 

 

 

16時40分、今回の宿となる假期酒店(ホリデーインホテル)にチェックイン。私の訪マ史においてはじめての宿泊で、金土2泊で総額20,606円(Agoda経由)。大三巴牌坊(聖ポール天主堂跡)の裏手に位置し、葡京と十六浦、双方に徒歩15分程度(十六浦の方がやや近い)と立地的にも許容範囲で、周辺は下町の風情を残す。キーデポジットなし。

 

 

仕事することになるかもしれない場所。

 

 

部屋は狭いが日本のビジネスホテルぐらいにはリノベーションされており、特に問題は感じなかった。なお私の滞在中はWi-Fi爆速、館内に喫煙所なし。

 

旅装を解き、仕事の現状確認と仮眠などとったあと、20時20分、葡京方面に出発。今回はめちゃくちゃに勝負して発散したい自傷的な気持ちと、マカオでまでストレスを抱えたくない気持ちが共存している。気候も良く、カジノは盛り上がっているだろう。まずはパトロールから始めますか。

 

 

 

つづく

明日からの3連休でコロナ後2度目の訪マ。

一人旅ではコロナ後初の訪マとなる(前回は嫁がいた)。

 

恥ずかしながら、人生3度目ぐらいの仕事のビッグウェーブがここ数ヶ月到来しており、訪マそのものが危ぶまれたのだが、とりあえずカラダはマカオに動かすことにした、何とかなるだろう。なお、忙しくて儲かっているわけではない。私の場合、儲かるときは不思議とあまり忙しくない。やはり仕組が大事ということなのだろう。

 

フライトは香港航空、総額44,020円。

 

 

前回(2023年8月)はマカオ空港だったため、香港国際空港は2020年1月以来3年10か月ぶり。B4バスの乗り方も、カラダで覚えているかどうか。

 

マカオの天気は、良さそうだ。

 

 

 

ちょうど今日、あまりの時間の無さに翻訳ソフトを使う手間を惜しみ、読めないはずの英語を日本語とほぼ同じスピードで読み、理解する瞬間があった。マカオでは、見えないはずの賽のなかを見ることができるだろうか

 

過去、訪マに仕事を持ち込んだのは2度。2度とも勝利している記憶だが(記憶違いかもしれず)、「運の調整」なのだろうか。

いや、ただ勝負回数が少なかっただけに違いない。

 

では、行ってまいります。

 

つづく