前回の更新「2020年2月のマカオカジノ旅行は新型コロナで中止」か
ら1ヶ月、「当時」はチップを買う礎となる「日本での信用」のために中
止を選んだものだが、もはや渡航規制で物理的に行けなくなった。
と、いうことで3/20(祝金)~3/22(日)で予定していたソウル旅行(嫁
同行)はもちろん中止。2/27(木)にピーチ航空から運休のメールを
受領し、中止が決定していた。返金で、また小遣いが増えた笑。
今は、4/23(木)まで運休期間が延長している、日韓の渡航規制解
除まで再開はないでしょう。
この1ヶ月でコロナ騒動は欧米にその主戦場を移したわけだが、感
じたのは、やはり危機には一党独裁が強いのではないかという
ことだ。日本の政権は少し子供の春休みを早くする(≒学校を休み
にする)程度の話で国民やマスコミにピーヒャラ言われ、まったくも
って同情を禁じ得ない。中国の素早い都市封鎖や全マカオカジノの
停止等、それらは一党独裁下であってこその行動であったと考える。
一昨年の9月、マカオ滞在中にシグナル10の台風が直撃し、
その時、あの中国人のことだから賭場を前にして博打をガマンできる
わけがない、暴動だ!と勇んでカジノに向かったところ、暴動どころ
か皆さん素直に部屋に引き下がっていたのだった。それは「政府指
導によるもの」であったから、とわたしは理解した。我々日本人と「政
府指導」の持つ重みが違うのだろう、政府に文句言っても得す
ることは何もない、それどころか海の藻屑・山の肥やしに・・・。
コロナ騒動にあたり、一昨年のマカオでの「政府指導の」夜を思い
出したのだった。中国、本当に世界のリーダーになるかもしれないな。
と、いうことでこの記事を読んでいただいている組織や部下を持つ皆
さん、成し遂げねばならない成果のために、例え自分勝手な命令者
と言われようが、正々堂々と中国共産党しましょう!
しかし、カジノ行きたいなぁ。あの緑の羅紗に、白いガラス盤にチップ
を叩きつけたい。カジノが、海外旅行が、自分の日常に少なくない
「浄化作用」を与えてくれていたことを、失くしてみてはじめて自覚した。
※今のsic-bo (イラストは掲載許可済です)
おしまい