カナダのオンタリオ州在住者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。

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ブログ記事は実際の出来事をもとに誇張や脚色を加えたフィクションです。とっぷり、ガッツリ、実在の企業名が出ている事もありますが、あくまで実在する人物や団体とは関係ありません。


 

 

2018年10月17日。それはカナダでの大麻合法解禁日。 

 

初日、大麻を扱うお店の売り上げがすごかったようです。 

レッドカーペットを用意したお店もあるとか。 

 

さておき、自分の住んでるアパートではありとあらゆる出口にこの張り紙がありました。 

朝は単にテープで止めてあっただけですが、夕方はフレームにいれて外せないようにしてありました。 

つまり、違反した人が出たら強制退去理由になりうるということですね。 

この姿勢はちょっと嬉しいかも。 

アパートで喫煙者や大麻使用者が多いと、臭くなりますし、ガラの悪いテナントが増え、治安が悪くなることが多いのです。 

このアパートはそれなりに規律も守られていますし、メンテナンスとかもちゃんとしているので、そういうところはありがたいです。 

とはいえ、過去に違法に家賃値上げ請求されそうになったりいろいろあったんですがね。 

そしてアパートや借家で大麻栽培を営む人も。 

そうすると光熱費や水道費が跳ね上がるのです。カナダのアパートは家賃に含まれていることも多いのです。 

さらに室内栽培なので、カビや湿気などでアパートや家が使い物にならなくなることも。 

その部屋だけではなく、健康被害の懸念がある場合は、最悪、建物の建て壊しになってしまいます。 

これをやられてしまうと家主には大打撃。 

そういうことも見越して警告、管理しなくてはいけません。 

賃貸業って、大変! 

 

Smoke Free & Cannabis Freeに使われているFreeは「自由」や「無料」の意味ではなく、「〜なし」という意味です。 

なので「(タバコの)煙なし&大麻なし」という意味になります。 

大麻が無料とか大麻が自由という意味ではないので、ご注意を! 

Car freeも「車なし」という意味です。 

Smoke free areaは喫煙所ではなく、禁煙エリアです。 

 

Cannabisは麻種全般。Marijuanaだとリクレーション目的な響きになるからか、ニュースなどではCannabisが使われます。 HempはCannabis Sativa種。いわゆる『麻』。 

MarijuanaはCannabis Indica種。いわゆる『大麻(マリファナ)』。MarijuanaはCannabinoidとしてテトラヒドロカンナビノール (THC)を含んでいます。 Hempには殆どありません。 

Cannabinoidは麻に含まれる化学物質の総称。  

 

テトラヒドロカンナビノール (THC)は日本では違法なのだそうな。情報提供:横鹿(よこしか)さん。

Hemp oilとか試してみたかったのですが、THC成分が混じってる場合もあるそうなので、カナダ在住者としては、疑わしき可能性のあるものは排除しておいたほうがよいのかな、と。基本、Hemp oilにトリップ効果はありません。

日本帰国時にカナダ在住者というだけで疑われたら泣けます…ッ!

大麻合法化、大迷惑!

 

そんなこんなで、今までもカナダは大麻に関して緩かったのでそれほど何か変わった感じがしません。

 

 

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