カナダのオンタリオ州在住者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。
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ブログ記事は実際の出来事をもとに誇張や脚色を加えたフィクションです。とっぷり、ガッツリ、実在の企業名が出ている事もありますが、あくまで実在する人物や団体とは関係ありません。
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慎重に行きたいとか、損はしたくないとかという気持ちはわかるのです。
しかし、
- 判断が遅い
- 結論なき話し合いが多い
- 時間を無駄にとられる
- お金を出し渋る
ってかなり致命的。 それでも以前はアイデアや開発力があったし、マーケットとしてそこそこ美味しかった。でも、それらは既に過去の話となりつつあります。
北米企業としては、他国の企業にいけばいいので。 わざわざ、ウダウダな日本企業をクライアントやパートナーに持つ必要はない訳で。
北米に限らず、それはアジアでも同じなようです。
HIROMIさんがインドの日本進出事情について語っておられます。
まさに!婚活で、他にも候補者がいる状態で、「ちょっと待ってください。親類縁者にも確認してから、 1ヶ月後にお返事します」と言われたら、別の相手、選ぶわ!
タチの悪いのが「あなたに決めたいと思います。つきましては、話し合いの場をもうけたいです。」と 散々、時間と労力を使わせておきながら、「あ、なんか思ってたのと違ったので、もう、いいです。」的な。「あ、予算でないんで。」とか。
いや、北米企業でもあるんですよ、これは。でも日本企業は結果を出すのにかかる時間が長すぎ!
そして、日本企業では個人に任せる裁量部分がほとんどない。トップの許可を得てから、云々。
遅いわーッ!
あと、好感触だと思ったら手のひらかえしを食らうとか、いろいろあります。
仕事を始めてみると書面や契約にないことを「やってほしい」とねだるとか。いや、そこはお金払いなよ、っていう話だったり。
もちろん、北米企業もいろいろやらかしますが、スピードはそれなりに早い。なので需要や流行にすぐ添えるけど、日本のように判断を待ってると、その間にニーズが変わってチャンスを逃すことは多そうです。
時間をかけることでリスクが下がるならそうすればいいと思うのです。でも日本企業の場合、「上にお伺いをたてるから時間がかかる」訳で。リスク回避のためではなく単なる構造的な遅延だったり。
この北米企業が日本企業を敬遠する理由って、
日本人が日本企業で働く際に愚痴る内容とほぼ同じ
ではないかと。
他ならぬ日本人でさえ、この日本企業体質には辟易としている訳で。
なので、変えようと思えば変えられるはずなのですけど。
令和なのに、企業体質は昭和なままのところって多いですよね。
そもそも日本政府の場合、国会が老人集会になってますが。
さて、日本企業、生き残ることができるのでしょうか?
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