何十年も友釣りやっていてると「何をやってもダメな日」があります。

 まあ、大会では毎回何をやってもダメなんですが、普段の釣行でもそんな日があります。

 周りはまずまず釣れているのに自分だけ掛からない。あちこち動き回り、色んな仕掛けを繰り出してもダメ、得意のオトり借りをしてもダメ、ようやく掛かったと思ったらバラシ(最悪の場合はドンブリ)、ようやく取り込んだと思ったら掛かりどころが悪く即死OR使いものにならない…、こんな日ってあるんです。

 自分のヘボさを棚に上げ、川の神様からの「今日は釣りをやめるんだ、無理すると何か起こるぞ」というお告げなのかと考えることもあります。

 まあ、起死回生の1発があるので、なかなかあきらめはつきませんが、こんな日はカッカしないで開き直るのがいいのかもしれません。

 昨日の浦川もそんな日でした。

 キャンプ場裏で1時間以上沈黙、ようやく対岸のタルミでヒット、バラさないようにしっかりためていると、土手から出ている笹の根っこに引っかかってしまった。流芯はまだ高水で外しに行くことはできない。当然掛かり鮎はハズレてしまい、オトリは根っこから取れない、仕方なく糸を切った。

 養殖2号を繰り出したがまたしばらく沈黙、滝口橋下でいい当たり瞬間底バレ。

 川底の状態が悪く、砂虫も出ているため、大切な1匹を捕らないと釣りにならない。

 またしばらく沈黙、あれ何か重たいな~掛かってる、口掛かりだ、慎重に引き抜きようやくオトり変え?・・・4本錨バリが顎の下にガッチリ掛かっていて取れない、かつタモの上部網目にも絡んでしまっている、水中にタモを沈め取ろうとしても外れない、仕方なく力ずくでぐりっと外す、鮎の顎は裂けてしまい白い肉片が見える、当然横たえグロッギー。

 養殖2号の再登場、沈黙がまた続く。もしかしたら野鮎が曳き舟の中で回復しているかもしれない、予想通り元気になっていた、即交換。

 数分後待望の背掛かりでヒット。ここで天井糸が絡んでいるのに気づく、遊動天井糸と上付け糸が絡みグチャグチャになってる、こんなことはありえない、今日はこんな日なんだ。

 結局17:00まで粘ってみてもツ抜けできなかった。

 「何をやってもダメな日」って何かを教えてくれているのかもって勝手に考え、素直に受け入れようと思います。

 

            

 

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