県外に釣りに出かけると「静岡にはいい川があるんやろ、なぜ・・・」ってけっこう高い確率で言われます。

 駿河湾、遠州灘に面しているし、古くら友釣りが行われていた河川が多いし、なぜこんな遠くまでわざわざやって来るのっていう感じなんです。静岡県の河川に好印象をもっている方が多いんです。

 しかし、実態は真逆なんですね~。

 天然遡上は芳しくなく、各河川の放流量は少なく、琵琶湖産はなぜか入れず人工産ばかり、各漁協とも高齢化が進み停滞状況、ろくなPRはしない、水量不足など河川環境の悪化・・・、これでは釣れるわけがありません。

 旧態依然のやり方ではもう釣り人は来ません。入漁料を取る以上、ある程度は釣れないと釣り人は来ません。

 成功を収めつつある県外のいくつかの漁協は、アイデアを出し、知恵をしぼり、行動を起こし・・・、つまり釣り人を呼び込むための努力を着実にしているんです。漁協=サービス業という意識がとても強いんです。

 また、静岡県内水面漁業協同組合連合会と各河川の関係がわかりません。

 内水連自体が、旧態依然の体制で新しい施策がないように感じます。古い規則、規約に縛られてしまい、各漁協の活動が発展的になっていない印象を受けます。

 公式HPには「静岡県内には大小さまざまな川があって、釣り場として高い評価を受けており、多くの釣り人が来ています」とありますが、本当なんでしょうか。HPに使われている各河川の写真は数十年も前のもの、残念ながら「これではね~」って思ってしまいます。

 お客さん(釣り人)は待っていても来ないんです。とにかく、静岡県の河川では鮎はなかなか釣れません。

 「他県に比べて入漁料は安いから」は理由になりません。   

 

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