箱根駅伝に参加した全46大学を振り返っていきます。
第4回目の今回は、出場経験のある大学を出場回数が少ない順に振り返ります。
1回出場の平成国際、東京大、埼玉大はすでに掲載済。
第46位 防衛大学校 12:32:37(前回比46校中36位)【㊷㊲㊵】
2回の出場経験を持つ防衛大学校。あくまでも訓練の一環のため駅伝強化は期待できないため
返り咲きは限りなく難しいだろう。
今回は、残念ながら最下位に。過去参加してない4年生田中選手が突如覚醒の338位となったが、
多くの選手がペースについていけず下位に沈んだ。
アップダウンもなくスピード型のレースとなると防衛大学校にとっては最も酷な展開だったと言えるだろう。
第21位 関東学院大学 10:48:30(前年比37校中6位)【㉔㉓㉖】
出場回数6回、かつては中央学院と競っていたが
遠ざかる一方の印象もようやく歯止めがかかったか。
男子陸上では異例の女性コーチが就任。栄養面や科学的な面でのサポートが功を奏したか。
3年生の厚浦選手が覚醒し、二けた順位。学連入りを決めた。
続いて2年生鈴木選手や1年生内野選手と下級生が上位に入れたのも収穫。
下位の選手は集団走だったことが伺えるが、この集団が力をつけてくれば
来年以降さらに上を狙えるか!?
14位 上武大学 10:36:44(昨年比37校中22位)【⑨⑪⑬】
出場回数11回。前回で連続出場が途切れてしまい2年で復帰したかったところだが
後半の追い上げむなしく今年も届かず。叩き上げのチームには気候とコースが平坦だと厳しかったか。
花田監督離任以降順位も徐々に加工していていよいよ正念場か。
2年生村上選手、4年生岩崎選手という2本柱がチームを引っ張った。
おそらく2本柱がチームを引っ張りつつ残りの選手は4年生坂本選手を先頭に集団走の作戦だったと思われるが、周りのペースが想定以上に早かったということか。スカウト面で力を入れないといよいよ
厳しくなってきたと感じました。
第3位 城西大学 10:29:37(前回比37校中12位)【⑧-⑮】
出場回数15回を数えるが前回は、まさかの予選敗退。
さすがは、櫛部監督しっかりと出場権を取り戻すどころか予想外の上位通過で
今回は、違う意味で周囲を驚かせた。
前回も好走した菊地選手が8位と躍進。経験が少ない砂岡選手が13位はうれしい誤算!
連合で3区を走った菅原選手が18位。また城西大にしては珍しくスカウトが良く
期待の1年生が遅れることなくしっかりついていけたのも大きかった。
前回は、選手層の問題もあって下位が大きく遅れ出場権を逃す要因となったが
しっかりと反省を生かしての予選通過。もともとこのくらいの力はある大学のはず!
本戦で果敢にシードを狙います!