宇宙からの帰還について語りたい。

昨夜はコールドムーンでした。
満月は月ごとに名前を付けられており、
12月のコールドムーンは1年のなかでいちばん格好良いと思います。
ちなみに僕の誕生月である3月は“worm moon”、
訳すと“芋虫月”です。

宇宙関連の話題は好きです。
コールドムーンのトピックに触れ、
以前に科学館のお土産で買った宇宙日本食カレーを
まだ食べていなかったことを思い出しました。
見た目は普通のレトルトカレーですが、
JAXAとハウス食品が共同開発した宇宙食です。
宇宙で食べることを前提に作られているため、
味は濃いめでウコンやカルシウムが多く含まれていると言います。
せっかくの機会なので食べてみることにしました。

ルーのとろみが強めです。
味を濃く感じるためでしょうか。
メインの具は牛肉で、割とたくさん入っています。
特徴的なのはキノコがたっぷり入っていることでしょうか。
まいたけ、マッシュルーム、エリンギが入っており、
どこをすくってもキノコに当たるほどです。
宇宙でも品質が変わりにくい、などの理由があるはずです。
とても美味しいカレーでした。
もしかすると僕は地球より宇宙向きなのかもしれません。

しかしながら食べ進めるにつれて感動は薄れていきます。
やはりいつもの部屋で食べているため、宇宙らしさがありません。
味覚と視覚は連携しています。
だからレストランは雰囲気作りを重要視するのでしょう。
「ベランダでコールドムーンを眺めながら食べると宇宙を感じられるかも」
素敵なアイディアを思いつきました。


寒すぎて、味わうどころではありませんでした。