一旦停止の理由について語りたい。

知人は所用で“ある駅”を使うとき、
必ずその駅の立ち食いソバを食べるそうです。
その駅ならでは、といったメニューではありません。
どこにでもある立ち食いソバです。
昔から「食べないことはない」と言います。

①若いときの思い出の味というのは、誰しも持っているものです。
②懐かしく思って、
 「せっかくあの駅へ行くならば」と考えるのもわかります。
③それならばごはんどきに合わせて立ち食いソバを食べられるように、
 とスケジュール調整をすることもあるでしょう。
しかしながら知人に関しては①②はその通りなのですが、③は違います。
特段ごはんどきに会わせるわけでもなく、
なんならばお腹が減っていなくても食べるそうです。
その駅に行くと店から見られている気がして、
食べないと「悪いことをしたような気になる」と言います。
他人の僕からすればかなり変な考えですが、ご本人は気付いていません。
これこそ習慣の真髄でしょう。

近隣エリアの鉄道が効果路線に切り替わってから10日ほど経ちました。
従来の踏切はなくなったのですが、物理的に消えたわけではありません。
遮断機こそ撤去されたものの、線路はそのままです。
ドライバーとしては判断に困ることがあります。踏切前の一旦停止問題です。

ずっと踏切があった場所ですから一旦停止してきた場所です。
いまとなっては踏切がなくなったため、
普通の道路と同じ扱いで一旦停止義務はなくなりました。
道路として舗装されてしまえば問題ないのですが、
なまじ線路がそのままのため、つい一旦停止してしまいます。
安全のためには良いかもしれませんが、後続車も同じ認識とは限りません。
追突されてしまう可能性だってあります。
どうしたものか、他の車の動きを観察してみました。
すると前を走る車はすべて一旦停止しています。
やはり、この地域のみなさんは民度が高いのでしょうか。


その先にある交番前でお巡りさんが立番していました。