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[Ⅲ]知っ得ミニ情報!
「ひと目でわかる生活設計情報」より
~脳血管疾患の患者数はどれくらい?~
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脳血管疾患の2017年の患者数は約112万人に上り、高齢にな
なっています。
1.脳血管疾患の種類
脳血管疾患(脳卒中)には、脳の血管が詰まる脳梗塞と脳の血管が
血、脳の血管の一部分に動脈瘤ができて破裂するくも膜下出血があ
圧が長く続くことによる動脈硬化の進行が、最大の原因です。
2.脳血管疾患の症状
脳梗塞や脳出血になると、脳細胞が壊れ、意識がなくなったり、半
障害、さらには認知機能低下などの症状が現れます。くも膜下出血
なく、激しい頭痛や意識障害が突然起こります。
初期に適切な治療を開始すれば、後遺症なく治る場合もあります。
リテーションで大幅に回復する場合も多くなっています。しかし、
知症が残ったり、寝たきりになったり、命を落とすなど危険性が高
脳卒中の症状は突然現れることが多いものの、頭痛、めまい、舌の
や顔のしびれなどの前ぶれ症状が起こることもあります。
3.脳血管疾患の治療・リハビリテーション
上記の症状が現れたら、すぐに救急車を呼ぶなどして、早急に適切
る必要があります。脳梗塞の場合、症状が出てから4時間半以内で
を溶かす治療薬を使うことができ、完治する可能性が高くなってい
入院日数は長期化することが多く、平均78.2日となっています
17年患者調査」)。
4.脳血管疾患の予防・防止
脳血管疾患(脳卒中)を防ぐには、危険因子である高血圧、糖尿病
症、不整脈などの生活習慣病の治療が重要です。また、喫煙や飲酒
規則正しい生活を送り適度な運動を行うなど生活習慣の改善と、減
のとれた食事が大切です。
今回紹介した内容については、図表なども交え当センターのホーム
載していますので、ぜひご覧ください。
◆脳血管疾患の患者数はどれくらい?◆
⇒ https://www.jili.or.jp/lifepla
◆発行:公益財団法人 生命保険文化センター
⇒ https://www.jili.or.jp/?lid=mm