今日も いただきます!

毎日の食事とあれこれ+ネコ

八甲田ホテル 寒水(青森紀行 2020.02 ①)

2020年02月27日 | 青森

八甲田ホテル

(青森市八甲田山1)

 

 

連日の新型コロナウイルス

感染拡大の報道が、

世間を不安にしています。

 

私たちが青森旅行の企画をしたのは

コロナのコの字も出ない頃で、

四年ぶりの青森を

それはそれは

楽しみにしていました。

 

それが…こんなことになり

間際まで思案して

キャンセルも考えましたが

この日まで

東北地方に感染者が

出ていないことにも後押しされ

思い切って行くことにしました。

 

東京駅で始発の新幹線に乗り

青森駅からはホテルの送迎バスに

一時間ほど乗車して、11時30分

『八甲田ホテル』に到着。

 

青森駅付近は積雪がありませんでしたが

ホテルに着いてみれば

暖冬といえど、それなりの積雪。

八甲田山と言えば、そりゃ

「死の雪中行軍」の地ですから。

 

部屋に案内していただいた後は

レストランに行き、

ランチをいただきました。

 

レストラン『MeDeau(メドー)』

 

取り敢えずは

夫はビール、私はグラスワインで

スタート。

 

お部屋に案内してくださった男性が

「ランチはカレーがオススメです」

と、言ってくださったので

夫も私も迷うことなく

特製ビーフカレー

 

カレーを少し大きく

↓↓

ホテルの方の説明によれば…

夕食時に供されるステーキ肉を

三日間煮込んであるそうな。

 

お肉は一切れ食べてみて

その美味しさが感じられました。

勧めてくださるだけあって

ほんとうに美味しいカレーでした。

 

このホテルは

温泉もとても良いのです。

なので、午後からは

温泉に入ったりして寛ぎました。

 

夕方になって

ホテル内にある和食料理の

寒水(しゃこみず)』へ。

食前酒は

梅発泡酒

 

先付

とげ栗蟹 共合え

食べすすんでみれば、

蟹の量が案外多いことに気づき

係の方に

「小さな蟹、一匹分程ですか?」

と、尋ねたところ

「お二人で、やや大振りなもの一匹です」

とのこと。

かなり食べ応えがありました。

 

お酒は地元の田酒から。

 

八寸

高原春菊浸し、八戸前沖〆鯖、

こごみ胡麻ダレ、筒井紅蕪豆乳寄せ、

独活烏賊玉ドレッシング

 

※ガラス器はすべて「津軽びいどろ」。

 

向付

本鮪、鮃、まつぶ、牡丹海老

さすが青森だと感じ入るお刺身で

どれもみな新鮮で美味でした。

 

少し大きく

↓↓

器が前に置かれたとき

「あっ、津軽金山焼きだっ!!」

心が躍りました。

青森で暮らしていた時に

五所川原にある窯元へは

足繁く通ったものでした。

 

吸物

いちご煮椀

青森県八戸あたりの伝統料理で

ウニとアワビの贅沢なお吸物です。

味付けは塩がベースですが

出汁が利いて美味しかったです。

 

お酒は「田酒」から

寒水」へ。

 

焼き物

牛フィレ肉一塩焼き

お肉が柔らかくて美味しい。

もう少し食べたかったです。

 

強肴

金々白煮

脂がよくのっていました。

写真では見えづらいですが

かなり多めの煮汁が張ってあります。

身を細かく崩して

その煮汁に絡ませてから口に入れれば

得も言われぬ美味しさでした。

 

油物

車海老玄米衣揚げ

車海老以外は、

蟹脚と独活の穂先の天ぷら。

 

これも津軽金山焼きです。

我が家にも

数枚の金山焼きがありますが

最近使っていないので

こういう使い方もいいな…と、

勉強になりました。

 

食事

いくらご飯、汁物、新香

お味噌汁に入っているきのこは、

さもだし(ナラタケ)だと思われます。

たぶん、塩漬けなどで

保存されていた物だと思われますが

懐かしくいただきました。

 

留菓子

小倉林檎寄せ、

林檎コンポート

林檎のお菓子が二種ですが、

そりゃ、青森ですから

苺や葡萄が出るなんてことは、

あろうはずがありません。

 

美味しかった夕食も

これでオシマイ。

 

食事のあとは、

ホテル内のバーへ。

バーラウンジ『PLATTO(プラット)』

 

綺麗に磨かれたピアノの向こうに

バーカウンター。

 

夫はスコッチウイスキーのロック

スタート。

立て続けに2杯

同じウイスキーを飲んでいました。

 

私の一杯目は

カクテル 雪国

私としては、

スノースタイルに砂糖を使った

カクテルをイメージしていましたが

出していただいたのは塩でした。

度数も強くて最後まで飲みきれず

途中で夫に渡しました。

 

私の二杯目は、

「少し甘めなものを」と、お願いして

アオモリ・ロワイヤル

アップルシードルドライをベースに

カシスリキュールを加えたもので

口当たりも良く

グイグイと飲み干しました。

 

夫の転勤に伴って青森で暮らしたのは

もう遠い昔のことになりました。

今よりもずっと若くて元気だった

あの頃の自分が

愛おしく思い出されます。

 

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