「結婚式が延期になり台無しになってしまった」
これは朝のワイドショーから聞こえてきたナレーションです。
見ると、コロナウイルスの影響で延期を決めた花嫁さまの取材VTRでした。
編集された断片的な言葉から、その花嫁さまの真意は計り知れないのですが、そこに描かれていたのは明らかに『延期・キャンセル=不幸』の構図
連日報じられる扇情的なコロナ報道に、竹本の老婆心も止みません。。
私の知る聡明な花嫁達は扇情的な報道に流されることなく前を向いていらっしゃると思いますが、その胸の内は、毎日、大きく揺れています。
頭で分かってはいても、この構図に囚われて傷つき、悲しい想いをしている方もいらっしゃるかもと思うとついつい。ということで今日も。
全国の花嫁さまへ♡
延期・キャンセルして台無しになった
延期・キャンセルしたから不幸・・・
もし、こんな風にくっつけて悲しい気持ちになってしまっているならば、ここは切り離していいところですよ。
切り離す♡
ウェディングでは思いっきり忌み言葉で、普段は絶対に使わない言葉ですが、ここはあえて、声を大にして言わせてください。
延期・キャンセル≠台無し
延期・キャンセル≠不幸
ノットイコールです。
キッパリ、バッサリ、
切り離してしまいましょう。
延期もキャンセルも、ひとつの事象。
ただ、ゲストに安心して楽しんで欲しい
ただ、関わる人達の健康を守りたい
だから延期という選択をしただけのこと。
延期したから台無しじゃないし、キャンセルしたから不幸じゃないし、ましてや祝福されていないわけもない。
さらに、「本当はやりたかった」と思う気持ちに罪悪感を抱くことなど全くありません。
ゲストを想う尊い気持ちとともに、大事に持っておきましょう。
連日の報道による騒動を見ていても、改めてメディアの持つ力の大きさを痛感する日々。
『結婚式の延期・キャンセル=不幸』という構図を作らないでほしいと切に願うばかりです。
どうか、全国の新郎新婦さまが『結婚』という大切な節目を笑顔で迎えられますように。心から、応援しています。
花嫁さま、そのお悩みやご不安、やるせないお気持ちなど、抱えきれなくなる前に、ちゃんと目の前のご新郎に頼りましょうね♡
お写真は以前担当させていただいた仲良しご夫妻Mさん&Mさん@グランドハイアット東京
竹本担当の花嫁さまへ♡
とにかく誰かに聞いてほしい!時は、どうぞ私のことも思い出してくださいね✨