多くの場合の眼底出血は病院での治療だけでなく、生活習慣とサプリの摂取をプラスすると改善する可能性が非常に高くなって、再発のリスクも大きく減っていくことでは多数の実例があります。

では眼底出血の改善例を紹介していきます。もちろん全員の方が通院していますが、なかなか改善出来ない、または再発を繰り返していると言う方です。それでなければ見ず知らずの私に相談してくることはない訳ですが・・・。彼らの本心はこのままだと不安なので、もしかしたらと言う淡い希望を持ってのことだと思います。しかし、その結果としては高い確率で報われています。

今回の眼底出血の方は軸の長い強度近視で長く通院していて、確たる治療法がないと言われている方です。少しでも状態が良くなる方法はないかと以前に相談がありました。非常に難しい内容ですが、自助努力で出来ることをアドバイスしました。目の軸が長いのは変えようがないので、目の周りの血管を丈夫にすること、血流を良くすることを食生活と栄養面(サプリ)でと言う事です。

【強度近視とは・・・】
強度近視は、眼軸が前後に伸びることにより焦点が合わなくなり、ものがぼやけて見える状態のことです。正常な眼は見るものの距離によって水晶体は厚さを変えることで焦点を網膜に合わせますが、強度近視は眼軸の長さが伸びているため、網膜に焦点が合わず像がぼやけて見えるようになります。

強度近視で眼軸が長い場合、網膜や脈絡膜が後方に引き伸ばされ、強い負荷がかかります強い負荷がかかることで眼底に様々な異常をきたした強度近視を病的近視といいます。
・・・病的近視は下記のような様々な異常を引き起こします。・・・
「病的近視により引き起こされる眼球への異常」
・もろい血管が網膜の下に発生し、出血や水分の漏れを起こすことで視機能が低下する。
・眼軸が伸びることにより、脈絡膜が萎縮する。
・卵丘の壁が引き伸ばされることで、網膜に隙間が発生、またははがれ、網膜剥離を起こす。
・視神経が障害され、視野障害が発生する。

【最初の相談メール】
●初めてご連絡します。
私は50代の女性です。「軸の長い強度近視」のため、今年の初夏に、右目の中心部にコレステロールが滲み出て、歪んで見えるようになりました。緑黄色野菜を意識して食べ、眼科医から購入するサブリで、コレステロールは抑え、歪みはなくなりましたが、眼底出血して滲んでいるそうで、曇りガラスを通して見ている感じです。約月単位で曇り具合が濃くなったり、薄くなったりしています。眼科に通院していますが、確たる治療方法はないようです。ちなみに左目は、ごく小さな部分ですか、黄班変成で見えません。秋の健康診断では、コレステロールは要観察、他の数値は全てAです。血管を丈夫にし、多少伸びても切れないようにするサブリなどアドバイスいただければ幸いです。

●早々のご返信、ありがとうございます。全く知らない方にご連絡するのは勇気がいりましたが、なんとかできれば人生明るくなります。

・薬はメチコバール錠500ugを服用中。(夏出血した時にアドナ10ミリグラム10日飲みました)
・知らないうちに打身?のアザ出来ていることがたまにあります

・現在医師から購入しているサプリは、「サルパス」(イヌリンとチアシード)。コレステロール対策です。
出血のにじみがひどい時に、販売していないサブリを2回いただきました。購入したいと言いましたが、成分が希少なので製品化できないそうです。2日に1回の服用、1カ月ほどで、元通りではありませんが、見やすくなりました。個人的に購入しているのは、わかさ研究所「ブルーベリーアイ」、ほうれん草を食ない日には、ファンケルの冷凍の青汁。どきどき、漢方薬の杞菊地黄丸を飲んでいます。

・発症は15年前くらい。最初に行った病院でレーザー治療しか方法はないが、中心部なでレーザーはできない。レーザーが出来ないので、様子を見ましょうと言われました。その後、今のクリニックに通院中です。近視が強いための黄班変性と診断されました。その後、仕事が異常に多忙の時に眼底出血して1〜2年ほど止血剤を飲んでいました。幸い出血はごく小さな部分に留まって現在に至っています。この10年ほどは安定していたので薬は飲まず、経過観察で定期的に通院しています。


【翌月のメール】
明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。
先月、眼科医に眼底の血色が良くなり、血管も太くなってきて、いい傾向と言われました。ありがとうございます。

【3ヶ月後のメール】
おはようございます。サプリを飲み始めてから、目のこと以外ですが花粉症の症状がありません。助かっています。私は花粉症なのですが、症状がほとんど出ていません。目の事で飲み始めたサプリですが、花粉症にも良いみたいです。

*一般的な血管の状態による眼底出血ではなかったので、当初はどうなるかと少し心配もありました。何しろ医師からは治療法が特にないと言われている「軸の長い強度近視」だったので、でもこのような場合も血管の強化と血流の改善が役立つようですね。

*その後も時々メールをいただきますが、生活習慣とサプリの継続で、眼底出血をすることはなくなり、順調に過ごしているとのことです。誰にでも体質上では多少の弱点的なことはあるので、良い方法でカバーしていくことが大事になると感じています。