中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

人手不足をピンチとしない!

2019年04月22日 05時09分06秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」180ページ「図 135-27 ロボット SIer の地域偏在性」を読みましたが、今日は184ページ「図 210-1 人材育成に関する問題点(製造業)」を見ます。

下図から「平成 29 年度能力開発基本調査」(厚生労働省)を見ると、製造業で能力開発や人材育成に関して何らかの問題があるとする事業所は 78.6%であり、その問題点として、「指導する人材が不足している」(62.0%)、「人材育成を行う時間がない」(55.5%)、「人材を育成しても辞めてしまう」(37.2%)が上位にあげられていることが分かります。
(図 210-1)

ということで、ものづくり白書の第2章「ものづくり人材の確保と育成」第1節 「労働生産性の向上に向けた人材育成の取組と課題」に入りました。

政府は、「経済財政運営と改革の基本方針 2017 ~人材への投資を通じた生産性向上~」(平成 29年 6 月 9 日閣議決定)に基づき、働き方改革と人材投資を通じた生涯現役社会の実現、成長戦略の加速等の取組等を行っているところである。

また、同方針の「第 1 章 1(3)人材への投資による生産性の向上」の中で、「今後本格化する人口減少・少子高齢化は必ずしもピンチや重荷でなく、イノベーションのチャンスとして捉えるべきである。労働力の減少は、生産性、創造性の向上の機会でもある。Society5.0(超スマート社会)の実現に欠かせない投資が起き、経済社会の生産性向上に向けた好循環が生じることが期待される。」としている、とあります。

今、ものづくり補助金の申請に取り組んでいますが、いずれの企業も人手不足。白書にあるとおり、これをピンチとしない革新的な取組をどのように創出するか、経営者さんと格闘しています~!!

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