中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

【特別編】採択される「もの補助」の書き方(#3/10)『どこから手をつける!!』

2020年05月23日 11時21分07秒 | 2020特別編_採択されるものづくり補助金の書き方とは
皆様、こんにちは~!株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

第3回目の今日のテーマは「どこから手をつける!!」です。前回、確認した公募要領ですが、非常にボリュームが多くて、どこから手をつけてよいか分からない。このような方が大半かと思います。

そこで、申請書を書く前に確認すべきこととして2つあげます。

1.自分は対象となるか??

まず、申請の対象となるかです。この補助金の対象は、個人・中小企業・組合・NPOです。

ですので、地域活性化に向けてこれから仲間と農家レストランを立ち上げたいというグループは対象になりません。だれかが代表して個人で申請するなど、条件を充たしましょう。

また、今海外にいるが帰国してから事業をしたいという方。日本国内に拠点がないと残念ながら対象になりません。

とりわけ悩ましいのが、補助率が高まる小規模企業者・小規模事業者の方です。

小規模企業者・小規模事業者とは、常勤従業員数が、製造業その他業種・宿泊業・娯楽業では20人以下、卸売業・小売業・サービス業では5人以下の会社又は個人事業主を言います。

この条件は申請時だけでなく、10ヶ月後の確定検査においてもこの範囲でないといけません。

よって、例えば、レストランの経営が予想以上に順調となって、確定検査時に、従業員を6人としたら、対象から外れてしまいます。十分に注意する必要があります。


2.調達できるか?

これも相談内容として非常に多いのですが、今発注しても、納期が10ヶ月以内に購入できないとアウトです。補助金は貰えません。

特に、人気の機械や特注品は注意が必要です。遅れてしまうとすべてアウトです。

だからといって、発注を事前に行うことも対象となりません。注文先に、この旨を十分に伝えて、見積もりをとっておきましょう。

この上記2点、問題なければ、ここでGビズを申請しておきます。

次回から、いよいよ本文の作成が始まります!!

今日のポイント
-------------------------------------------
 ・対象は個人・中小企業・組合・NPO。
 ・小規模事業者で申請したら10ヶ月後も維持。
 ・10ヶ月以内に調達できることを事前に確認。
 ・これらが問題なければGビズを申請。
-------------------------------------------
~つづく~

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
最後までご覧いただきまして、本当にありがとうございます。
是非、応援クリックをお願い致します!お待ちしております!!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ  
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

申請書はプロに任せましょう!
経営者の仕事は経営戦略を考えるです。申請書の方向性を考える時間は重要ですが、書く作業はムダな時間です。
短時間のヒアリングで申請書を完成させます。是非、当社にご用命ください。

たまには違う専門家を呼びませんか!
持続化補助金、ものづくり補助金、経営力向上計画等の経営計画策定を開催する商工会・商工会議所の経営指導員の皆様。
専門家派遣・セミナー講師等々、是非、当社へお気軽にご相談ください。

この先どうやって進めて良いか分からない・・・
事業維持・拡大・縮小、事業承継、等々・・・こんな悩みを抱える小さな会社の経営者を応援します。
今後の進め方を整理しながら、今後に向けた事業戦略の構築をお手伝いします! 是非、当社へお気軽にご相談ください。

売上が上がらない時代には・・・
消費税が増税しても売上高は上がるものではありません!このような時代には事業と個人のお金の使い道を見直しましょう。
中小企業診断士として「事業支出」を分析しながら、FP技能士として「家計のムダ」を整理します。
是非、当社へお気軽にご相談ください。



最新の画像もっと見る