中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

品質トラブルの原因は何ですか??

2020年04月08日 05時04分32秒 | 2019年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。

昨日は2019年版「ものづくり白書」40ページ「図 214-1 過去 3 年間の品質トラブルの発生傾向」を読みましたが、今日は41ページ「図 214-2 品質トラブルが生じる原因」を見ます。

下図から品質トラブルが生じる原因を見ると、「従業員の教育不足」、「原因究明・再発防止策の不徹底」、「設備投資の不足」、「作業標準化の遅れ」など自社の取組不足のほか、「従来慣行への依存、馴れ合い」、「顧客からの過剰スペックの要求」など商慣習や取引先との関係も原因の上位となっていることが分かります(図 214-2)。

白書は、品質管理強化に向けた取組として企業が重視している取組(複数回答)は、「従業員教育」(80.9%)、「技能承継、現場人材の育成」(68.2%)、「マニュアルの整備や作業標準化」(63.5%)が上位となっており、「ICT テクノロジーの活用」を重視する企業は約1割(11.2%)に留まっている(図 214-3)。

これらを踏まえて白書は、品質トラブルを把握するための体制構築の状況については、「品質トラブルに関する情報を経営陣も把握している」と回答した企業が約8割(79.8%)であった。多くの企業において、品質トラブルの情報について、経営陣との情報共有がなされている一方、残りの約2割の企業では、現場に留まっているものと見られる。

また、システムを用いた品質トラブルの見える化に取り組む企業は 1/3 程度(33.9%)にとどまっており、この点に取組の余地のあることが分かる(図 214-4)、とあります。

社外相談役として経営会議に出席する際には、常に、現場で生じているトラブルの有無を確認するようにしています。些細なことであるが故に、経営者に報告しないことがあるので、これを防ぐ必要があると思っていましたが、このデータで裏付けられましたね~!!

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