ここ３～４年、CドライブをSSDに換えた事での不具合にずっと悩まされて居た。交換した今のSSDで３代目だけど、初代は半年でおかしくなり保証交換。もう在庫が無かった為に先代の今回おかしくなったSSDに交換した。で、SSD用の設定にするソフトを入れて設定したり、基本的なデータ等、全て外付けHDDに保管し、SSDに負担はかけない様にしてたのだが、数年前から電源を入れてSATAがSSDを認識しなくなる事象が発生する様になる。BIOSで見ても認識しておらず、コンセントを抜いて放電し認識するみたいなのを繰り返してた。
直ぐに認識すると言う物でもないので面倒臭く、いつしか我が家のPCは常時可動で使わない時はスリープになっていた。

しかし、今回みたいな停電などが起こった場合、電源断で起動をかける事になり、認識してくれないともう泣くしかないと言う状態に。
電源を落とせず無駄に電力を消費してるのと、SSDにしても常時可動はよろしくない。色んな意味でこの状態から抜け出したかったので、SSD交換で再インストールは良かったとも言える。今回、WDの１TBのSSDが14000円くらいになっててビックリしたので、速攻でポチる。このくらいのお値段になっててくれたら、マジで怯むこと無く軽く交換出来る。実にありがたい。

まだ再インストール中であるが、使わない物はもうインストールせず、綺麗に使おうかと。(笑)

そんなわらわらした週末中に、満を持してやって来た我が家初の長刀さん。ちゃんとしたブログはまた書きますが、FBの万年筆グループ用に撮った写真をとりあえずアップしますわ。

基本的に、マジックでサラサラ書く感じ？と言ったら叱られるか？(笑)　線幅が普通に書くので変わらずにずっと書けると言う部分がマジックと表現してしまう点である。

Flexな万年筆好きの私からすればある意味対極に位置する万年筆である。一緒に写ってるPILOT CUSTOM823のFAも、その下のWetNoodleなニブのPILOTのインク止め式も、筆記時に習字の時と同じ様に筆圧を変えて書けば、線に抑揚が付き変化のある文字が書ける。しかし21Kで柔らかめなニブだけど長刀ニブは筆圧をかけてもスリットは開かない。ペンポイントが長刀状にデカくなって居て、またペンポイントに向かうペン先もそれなりに丈夫に出来て居る為に分厚い。だからFlexしなくて当然とも言える。(笑)
 

現代の硬めなニブの万年筆に慣れた人であれば、Flexはせずともニブのタッチは21Kのせいで若干柔らかいと感じるでしょう。書き始めの角度で均一な線が引けるニブは面白い。ペンポイントの形状も、筆が墨を含んだ時の形状に近い為、書き始めのペン先を置いた時の線の格好や、止めをした時の線の格好が習字に近くなる。
色々と書いてみて思ったのは、ペンポイントの大きさがもっと大きいと良いかも？と。(笑)
 

それは、こういう風に梵字などを書く場合に、刷毛を使って書いた文字に似た感じになるので、梵字を書くには長刀が良いかも？と思った。しかし、私の長刀は一番細いMFなので寝かせて書いても線幅は1mm程度。それなりに書くには2mmは欲しいかな～と。
ある意味SAILORと言う会社は、Flexな線を書くニブと言うのは捨てて、より太く、日本語の文字が書きやすいニブを・・・と進化して来たメーカーと思われる。あの特殊ニブの多さも、一番太いキングコブラまでどんどん太い文字を書ける様に進化した。で、インクの消費も凄いのでエンペラーにしてフローを良くして補っている。
予測としてはキングイーグルエンペラーが一番梵字を書くのに適してる様に思える。
右の文字はWetNoodleなPILOTで書いたけど、Flexするので毛筆風になってしまう。角刷毛風に書くには長刀などのSAILORに軍配が上がる。

とりあえず、長刀でしか書けない線と言う物があるので、長刀の万年筆を何本もとはならない。なのでこの１本でお終いであります。メモを取ったり、何かを気にせずにサラサラ書くには長刀は最高の１本でしょう。長原先生が突き進んで来た集大成の１本。ペンケースに１本は忍ばせて居ると良いです。

最後に、ずっと販売停止で再販されたのは嬉しい事だが、旧価格の２倍のお値段ってのは如何なものか。(笑)　長刀にそれだけの思いのある人なら買うでしょうけど、そこまでの思い入れの無い人は半値以下の万年筆で充分となってしまうだろう。私も新価格で買うつもりはさらさら無かったので、旧製品をヤフオクで手に入れた。ビックリしたのは出品者の方が、以前私から万年筆を買ってくれた人だった事。今でも愛用しておりますと言う言葉が返って来て嬉しかった。同好の士ってのはどんな物でも良い物です。

クリックして向に行って、向こうでもクリックして戻って来てちょ♪(笑)