我が家で49Rは何人目だろう??? 53Rよりニブがデカく、踏ん張りがあって豪快にFlexする49R。53Rより軸も少し太く堂々としている。
実に格好良い。やっぱ古い万年筆でこの格好が王道。クリップのデザインがメーカーごとに違ってたりするけど、軸の格好はほぼ同じって多い。真似では無く万年筆として落ち着く格好の一つなのだと思う。
豪快なブーメラン型のハート穴。今出来の万年筆でこのハート穴を再現したら、FAなんかやるよりスマートにFlexなニブの出来上がり。ステンレスのニブで何処か再現してくれんかなぁ???
ニブの刻印は「BEST IN THE WORLD PILOT -(3)-」となってます。
真っ平らで溝も入って無いペン芯。
折角なのでニブを抜いて製造年月を確認します。
打刻がニブのアールでちゃんと打ち込まれてませんが「2.46」と見えますので1946年2月製造・・・49Rじゃ無くて46Rだなwww
微妙な飴色の模様。セルロイドの板で、イイ感じにばら撒けなかった部分で作られてるのか、黒の部分ばかりなのでちょっと寂しい。でも、黒軸じゃない物は珍しいので大事にしなきゃね。
胴軸の刻印は掠れてしまって良く読めません。まあお決まりの奴でしょう。
クリップは劔形だけど、上部のメーカー名の上に飾り彫りがある物が多いけど、これは無いタイプ。
やはり49Rは至極書き易い。49Rは53Rよりニブが若干厚い為か踏ん張りがありつつ超Flexなので、とても気持ち良くガンガンFlexな文字が書ける。ヤフオクで53Rなのか49Rなのか判別するのはニブの刻印でしている。BEST IN THE WORLDはほぼ間違いなく49R。
PILOT好きでFlexニブ好きなら、53Rと共に1本ずつは持ってると良いと思う。^^