WATERMANのノブレスです???
軸のストライプもほぼそっくりで、皆が同じ路線で儲けようって思惑が滲み出ています。(笑)
ニブは爪ニブで印象はスマートです。
鉄ニブで刻印は無し。ハート穴も無いのでスリットは開きません。
爪ニブだとこういう薄っぺらいペン芯が定番。
プラ製です。
天冠部分のマーク。定位置はこんなに斜めに構えるのか???(笑)
キャップとクリップです。穴あきクリップは昔からです。この辺はちょっとお洒落。
キャップリング上に刻印があり「WATERMAN MADE IN FRANCE」となってます。
段々な表面なので、刻印も奥まで打刻出来ずに掠れています。
バラすとこんな感じです。
万年筆を集めだした当初、WATERMANの新しめの物を手に入れた時に用意したコンバーター。Flexじゃないのかと古い物以外みなドナドナしたので、ずっと使わずに保存してましたが今回使えました。我が家のWATERMANはこれが1番新しいかも。
これからクリーニングします。
ニブとペン芯を引っこ抜きます。
爪ニブにスリットが多いプラ製ペン芯。
ダイソーの注射器に首軸がハマりました。(笑)
水を吸入して強制的に洗浄です。
クリーニングが終わって組み上げ。
このコンバーターの首の金属部分のスリットのお陰で、首軸に程良く引っかかって抜け辛い感じが良いです。欧州規格かと思ってMONTBLANCに挿そうちても嵌まりません。安く無いのでMONTBLANCに流用するならPelikanのコンバーターを使いましょう。
ノブレスにそっくりなので、我が家のノブレスさん達に出張って貰いました。
サイズその他もほぼ同じ位です。ホント商売って真似で如何に儲けてしまうか?なんでしょうね。(笑)
こうやって見ると、ノブレスはイカペン。ニブの精悍さではノブレスに軍配があがります。普通の爪ニブは如何にも廉価臭が強い。^^;;;
オケツのキャップロックはノブレスは申し訳程度に段差があって、僅かにカチンと嵌まります。しかし1157はキャップが重い為抜けちゃう事がある。またキャップを尻に嵌めると長い軸が更に長くなり、しかも重い材質なので書き心地は悪いです。1122や1120は軽めなので差ほど気になりません。WATERMANはロックする様な物は無く、そのまま刺さる感じです。抜けたりはしませんが重さ的には1157に準じる感じですので、キャップは嵌めない方がイイかも。
筆記テストはこんな感じでした。どれもFlexな世界とは異次元の、普通に線を引く感じのニブ。ただ、WATERMANはニブが若干柔らかい様で上下の撓みはするので、タッチは柔らかです。
ノブレスはどれも首軸はステンレスが巻いてあり質感は良いですが、WATERMANはエンプラ剥き出し。若干光沢のあるエンプラなのでちょっとチープさが漂ってます。
ちなみに上のノブレス3本はこれです。
昔のカタログに載ってます。
今回のWATERMANも諸元はよく判らず。カメラのレンズでもそうですが、メーカーの年表だけでは無く過去の自社製品の一覧くらいHPに載せて欲しい。大量生産で廃盤にしたら消えて行くのみって精神は如何な物だろうか???
自社を育ててくれた旧製品を記録に留めるくらいしないと浮かばれないだろう???
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