PILOT P式 STENOGRAPH ニブ修正・・・完璧に痕が消えるまでゴリゴリは厳しい | 萬屋あっちゃん商店 レンズ・万年筆沼にようこそ♪

萬屋あっちゃん商店 レンズ・万年筆沼にようこそ♪

白鳥は 哀しからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ   

中途半端にハマると勿体ない。ドップリとハマると精一杯楽しめます。(笑)

我が家のステノちゃんです。
デロンデロンと筆記したい時はNo.1です。

 

左側のニブが、過去に引っかけて曲げた形跡が残ってます。
これのお陰で、押し書きの時にニブが引っかかり、盛大にインクを弾き飛ばします。
その引っかかりが無くなって欲しいのが第1。あわよくばニブの曲がり痕が目立たなくなれば最高。

 

左側に2本横に癖が付いてるのが判る。

 

ペン芯は平たい奴。

 

溝は入ってません。

 

胴軸の刻印。

 

手間のかかった装飾鏨のクリップ。

 

ニブを外しました。ハート穴左と、ペン先までの真ん中に曲がり痕が判ります。

 

僅かに凹凸が判ります。

 

裏から見ても光具合で判ります。

 

1935年10月製造のニブです。昭和10年・・・モノポリー発売、満州国皇帝溥儀来日、ハーケンクロイツ旗が正式に独逸の旗に。10月の出来事は独逸が国際連盟脱退・・・これから第二次世界大戦開戦に向かって行きます。

 

とりあえず金槌で叩くとニブにダメージを与えちゃうので、手で押しながらゴリゴリ慣らすだけに。

 

そんなでも若干癖は薄れて行ってる感じはする。

 

良く見ると若干癖の痕は判るが、パッと見ではだいぶ判らなくなった。

 

とりあえず、一旦元に戻してこれで様子を見て見る。

 

尻軸のパッキンもOリング化をしなきゃなぁと。これは近いウチにやろうかと。

 

同伴はSailorの長刀エンペラーに。

 

75年くらいの年齢差だ。(笑)

 

ニブの形状もペン先も全然違う。

 

もう「万年筆で速記」をしなきゃいけないってスチュエーションが無い。インク切れを起こさず掠れずにちゃんと字が書ける様なニブ・・・凄い試行錯誤した事でしょう。

 

ちょっとニブの感じが判り易い様に色々と書いて見ました。

 

やっぱり変体仮名の「阿」の抑揚が凄い。PILOTのFAでもココまでは付かない。
長刀エンペラーはBBって感じの太さだけどM。殴り書きしようがヌラヌラと書けてしまう。

 

本家は岡崎友紀さんではなく私はこっちribbon版が大好き♪
永作さん良いなぁ・・・乙女塾のメンバーの多くを未だに聴いている。

クリックして向に行って、向こうでもクリックして戻って来てちょ♪m(_ _)m
 
にほんブログ村 その他趣味ブログ 趣味文具へにほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 イラストブログへにほんブログ村