自然教育園の散歩道
港区白金台にある「国立科学博物館付属・自然教育園」へ行きました。
自然教育園は、500年前の豪族の館からはじまり、江戸時代には高松藩主松平頼重の下屋敷となっていました。明治時代は陸・海軍の火薬庫、大正時代は白金御料地となっていて、この間、一般の人々が立ち入ることができなかったため、この地は豊かな自然が残されました。
自然の森林に覆われたこの場所は、都心とは思えない静寂な地域であり、鳥の鳴く声が聞こえるくらいです。園内の来場者は少なくゆっくりと散策を味わうことができました。樹木や草花には名前が掲示されており分かりやすく鑑賞できます。
この時期は、ノカンゾウ、ハンゲショウ、チダケサシ、アサザ、イヌヌマトラノオなどの珍しい草花が咲いています。館跡の土塁、おろちの松、水生植物園、水鳥の沼、ひょうたん池などの見どころもたくさんあります。
65歳以上は証明書を掲示すること無料で入園ができます。
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