犯人は誰だ⁉︎
誰が彼を殺した。
彼は私だ。
そして君でもある。
誰もが純粋無垢な魂と真面目な性格を持って生まれてきたはず。
十把一絡げにし、まるで金太郎飴のような工場生産物のように、お上に都合のいいような、手前の利益だけに貢献できる製品を作るように、教育と言う手段を使い、個性なきヒューマンと言う形容詞で誤魔化した商品を生産し続けるこの社会。
デモクラシーは地に落ち、こぼれ落ちた泥水は悪臭を放ちながら広く染み渡って浸潤し、健康な大地という自然細胞を急性増悪させていった。
生まれたばかりの人間に戻れ!
赤ん坊のごとく天才性を取り戻せ!
時間よ巻戻れ!
そう何度泣き叫んでも、灰色の雲の帳は舞い降りて、先行きを不透明にしたままわが道を濁す。
せっかく生まれてきたのだから生きがいを感じたい。
人類に残された時間はあと少し。
あの厚く堅固だった北極の氷は溶け始め、次第に小さくなる氷にしがみつく白熊は私たちの姿。
人生に必要なのは、名誉、モノやカネではない。外にあるものではない。
そんなこと、もうとっくに気づいたはずではなかったのか。
死んだときにかなぐり捨てられる外見を飾るものではなく、永遠の生命の観点から見ると、生命に蓄積された成長、成熟と言うレベルアップした生命状態だけが最後に残り、我が人生の掉尾を飾る。
死んだときにかなぐり捨てられる外見を飾るものではなく、永遠の生命の観点から見ると、生命に蓄積された成長、成熟と言うレベルアップした生命状態だけが最後に残り、我が人生の掉尾を飾る。
それでも私たちは、すぐにそのことを忘れ去り、目の前の報酬に飛びつく。
まるで呪縛にかかったかのように。
まるで呪縛にかかったかのように。
勇気が欲しい。
それは元々私たち自身の中にある。
振り絞れば良い。
唯心、唯物、どちらにも与しないけれど、その両方を統べ、何もかもすべて、宇宙そのものの生命という宝だけが、私たちを示唆し続けていく。