2020年12月21日。

15歳の時に友人と登って以来、人生で4度目の登頂。

44年以上経ちましたが、体力はまだ健在でした😅

人間にとっての歳月と、山のそれとは異なるでしょう。

そんなもの、山にとってはきっと一瞬のはず。

男は堂々と不動の山のようになれとはどこかで聞いた言葉ですが、鎖場の岩場を登る姿は、夏の日の足元に蠢く🐜のようです。

人間にも虫にも分け隔てなく平等に降り注ぐ慈光が、この山1番の見晴らしの良い場所で惜しみなく降り注いでいました。

頂上で休憩しようと思っていましたが、その暖かな日差しに、岩場で冷え切った掌や身体が、その場に踏み止まってしまいました。

琵琶湖や対岸の比叡山、比良山系、そして町の蠢き。
蟻は蟻でも、羽蟻になった気分でした😊