みのりの湯 柏健康センター(千葉県柏市十余二)年に数回やってくる健康ランドで大衆演劇を観たい衝動。それを平日でも叶えてくれるのが「みのりの湯 柏健康センター」だ。柏駅西口より無料送迎バスで10分ほど。大型駐車場を備え、看板の大きさからして建物の巨大さがわかる。休憩室も利用するならば通常入館で。入館料はちょっと高いが、メンズデーやレディースデーもあるので、イベントカレンダーをチェックすべし。というわけで、館内着とタオルのセットを受け取り、まずは浴室へ。

みのりの湯 柏健康センター(千葉県柏市十余二)

薄茶褐色の温泉もよいが、健康ランドといえば薬湯。揉みほぐされて黄土色になり、皮膚には多少の刺激が。ほかにジェットバス、電気風呂、水風呂。露天には壺湯、替わり湯は実施していなかったかおそらく温泉。

みのりの湯 柏健康センター(千葉県柏市十余二)「地域初オートロウリュ導入」と館内ポスターはもちろん、放送でも案内がある。スタジアムサウナと名付けた室内は、L字型にベンチを設け、年季を経て飴色に。石積みのストーブの上の円錐から一筋に水が落とされ、その上の円筒に取り付けられたファンから延々と風が吹き続ける。水蒸気があまり上がらないせいか、ファンが回ったところで熱気むんむんにはならないし、願わくばスタッフによるロウリュの開催を。

みのりの湯 柏健康センター(千葉県柏市十余二)大衆演劇は基本的に毎日、昼夜の2回公演。食事処に隣接して専用劇場があり、ほかの健康ランドより席数が少ないとはいえ、平日昼公演で大入りはすごい。1月は劇団暁で「お島子守唄」、つづいて舞踊ショー。館内では催事業者による特売も行われており、衣料品や雑貨類が飛ぶように売れていた。ひさしぶりに健康ランドらしい光景を見た気がする。

食事処は1階と2階の両方にあって、雰囲気もメニューも似たり寄ったり。「湯の泉」健康センターにも似ているような気がするし、これぞ健康ランドの王道なのか。たらふく食べて、ちょっと横になろうかと。休憩室にはリクライニングシートがずらりと並び、ちょっとのつもりが爆睡してしまい、思いがけず長居してしまった。

みのりの湯 柏健康センター(千葉県柏市十余二)

みのりの湯 柏健康センター
源泉/柏天然温泉みのりの湯(ナトリウム−塩化物泉)
住所/千葉県柏市十余二249 [地図]
電話/04-7145-8910
交通/JR常磐線・東武野田線 柏駅西口より送迎バスあり
     柏駅西口または柏の葉キャンパス駅東口よりバス「庚塚」停下車
     国道16号線「十余二」交差点より約200m
     ※無料駐車場250台分あり
料金/(平日)大人1,900円、子供950円
     (休日)大人2,100円、子供1,050円
     ナイトサービス(平日17:00〜25:00):大人1,100円、子供550円
     朝風呂(4:00〜7:00、タオルセット付き):大人680円、子供340円
     深夜割増料金(深夜1時以降加算):大人1,600円、子供1,000円
     入浴のみ(小タオル付き):大人1,100円、子供890円
     ※館内レストラン・2階は不要不可
     ヒーリングゾーン:平日1,000円、休日1,100円
時間/10:00〜翌8:30、年中無休


みのりの湯 柏健康センター(千葉県柏市十余二)