リペアなど

本日は、かねてから興味のあった楽器のリペアのレクチャーを受けにここへ行ってきました。その昔、Sax は何度も分解掃除をした経験があるので、大体の手順などはわかるものの、構造はそれなりに異なりますし、しかも金属が柔らかいものなのでちょっと構えてしまうというのが正直なところ。ましてや、タンポなんか傷めてしまったら、それこそ楽器屋に運び込むことになってしまいますし、随分と勝手が違うので足踏みをしていました。





さてと、バラバラにして(をいをい)。いやぁ、実習は自分の楽器をバラすのかと思っていたのですが、それこそ手違いがあったらまたお世話になってしまうわけで、教材となる楽器での実習となりました。どうやら中古品で、いずれにしてもこれからリペアしなければならない楽器だそうで、どう扱おうがきっちりとリペアしてもらえるという保証があるので心置きなくバラバラに(笑)。だいたい、自分の楽器はカバードキーじゃないし・・・。





手慣れているのも手伝ってか、とても進行が早く、いきなりバランス調整などの舞台裏まで体験することに。キーのバランス調整って、とても大変なのですね~。実際、楽器メンテナンスを学ぶ学校では、よく紙吹雪が舞うそうで、これはこれは、手間のかかる根気の必要な作業だということがよくわかりました。





元に戻したあと、ヘッドコルクの調整なども一通り見せてもらいました。大体の工具は手持ちのもので済みそうですが、バネをひっかけたり外したりするものは必要ですね。あとは何といっても慣れることですね~。手前から本務機・予備機・今回の教材。今までカバードキーの楽器を扱ったことがほとんどなかったので、Eメカニズムというものがどういうものなのかがよくわかりました。店主とも同じ意見で、これって要らないよね?と(笑)。楽器の扱いは、ひとつわかってくると他にも流用できる部分があるので、今度バスクラリネットもよく見てみようかとも思っています。なかなかいい勉強になりました。





Editor CABEZÓN

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