某病院の先生から、アイバンクのドナーが圧倒的に足りずに、角膜移植ができずに苦しんでいる人たちがたくさんいる話を聞きました。
角膜移植の歴史は古いのに、いまだに日本ではアイバンクが周知されていないらしいです。
これには正直、驚きました。
(9/18の投稿)
→ https://twitter.com/kazugon_ta/status/1173971275338768385
上のようにツイッターでも挙げたのですが、、、
この前、慶應義塾大学病院に外来でかかった際に、アイバンクのドナー登録ができる眼球銀行というところがあったので、説明と登録用のパンフレットをいただいてきました。
角膜移植の説明
日本では圧倒的にドナー不足の現状。
アイバンクに登録すれば多くの角膜移植を待っている患者さんが助かるのに!
日本の角膜移植はたったの年間1500件。
アメリカは4万件と医療先進国との違いがわかります。
(昭和30年代からの日本の現状)
→ http://www.j-eyebank.or.jp/bank.htm
なぜ、日本人は移植医療に貢献できないのか、正直情けないお国柄だと思っています。
脳死移植も進まない、生体移植も進まない。
島国という閉鎖的な環境が、医療をも世界から遅れをとっている現状があります。
これはある意味、行政や医療の怠慢でもあると思っています。
こういうドナー登録制度があるのに教えない、葬儀屋もそうか、、、
教科書に載せて、教えてゆけばいいんじゃないかなと、、、。
なので、僕も最後くらいは役に立ちたいなと思い、ドナー登録してみました。
人間さ、死んでしまったら、焼かれてお墓に入って終わりなんだよね。
その前に、献眼くらい、皆んながしてもいいんじゃないかなと思うんですよね。
ほとんどの人たちが、脳死になり、臓器提供をする可能性は極めて低いですよね。
でも、死んでしまった時でも、「献眼」はほぼ誰でも出来るということらしいので、善意ある人には、是非、アイバンクの登録をしてほしいと思います。
これだけで、目の病気で苦しんでいる人が救われます。
脳死移植はなかなか進まないけれど、誰でも出来るのがアイバンク。
他にも骨髄バンクや臍帯血バンクでも白血病の患者さんが救われるんですよね。
献血も大事ですので、元気な方はぜひ。困ったときはお互い様の精神で。
人間、死んでしまったら灰になっておしまい。
最後くらいね、人の役に立つことしようよと。
余談ですが、国民健康保険証に脳死時の臓器提供の意思表示項目を載せてほしいと厚労省に提言したのは僕です。
提言を出してみたら、翌年から国民健康保険証に脳死時の臓器提供の意思表示の有無項目が記載されるようになりました。
(他の方が免許証に臓器提供の意思表示を載せてはどうかと提言されたら、半年ほどで免許証に記載されるようになりました)
誰かが動かなければ、この国の医療も福祉も良くならないってことです。
国を変えることはできないけれど、お役人の知らない部分を国民が発信して、提言することで変わることもあるってことで。
パブリックコメントなどはどこでも募っているので、行政に意見は言わないよりも言ってみる方が、何もしないよりはマシなんだと思います。
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