私の育てている4歳魚は親指より小さかったり

稚魚は栄養失調だったり…

そんな未熟者の私だがますます『宇野の魚』にハマっていってる感はハンパない。

転げ回るほど楽しくてしょうがない。

これも世間一般常識にとらわれない

『センセ』の影響に間違いないが。

どのくらい昔になるだろうか…

フィギュアスケートに『規定』という競技があったと思う。

氷の上に円が描かれてありその上を乱れず滑る、

ふらつきや円から外れれば減点…

確かそんな競技だった。

あれって見ていてちっとも面白くなかった。

いつの頃からか『規定』という競技はなくなっていたけど。

選手が同じ形の円を滑る。

それを審査員数人がガン見して乱れを探す…

あーしんどー、息苦しいわ。

魚の話に戻して

『フィッシュマガジン』という雑誌の中にらんちゅうの事が書いてあった。

その中には当時の魚の写真も掲載されていた。

「この魚覚えとき。これが3筋の元や。」

センセはそう言った。

その魚はらんちゅうで良しとされる（背なりが)一文字ではなかった。

強烈なへ文字腰だった。

センセの言う『元』

つまり『種』と言うことなんだと思う。

『種』を残す…

『種』を楽しむ…

そういうことなんじゃないかってひょろひょろの稚魚達を見ながら

数年前の研究会での一匹を思い出した。

うちからこんな仔出たら面白いんだろなぁ…

なーんてね 笑