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ポエムストーリー物語詩:わがままにな君へ

2020-11-22 10:41:26 | ポエムストーリー物語詩



わがままにな 君へ
今は 何処に いるのかな
季節が過ぎて
君の瞳と
その笑顔 眩しさの想い

冷たい 夜空の下
ありふれた日々
泣いたり笑ったり
分かり合えなくて
傷つけあった
あの君は何処に

誰にも 分からない
明日の未来
忙しく生きていた君
何でも話したよね
誰にも言えない
心の葛藤と不安

冷たい風に 乗って
太陽の輝きを浴びて
寄り添い抱きしめた
無口で大人になる少女
夢にしがみつく少年
すれ違いの背中

微笑み はしゃぐ君
大人になると君は
少しずつ嘘が増えていく
でも僕は気づかないふり
ただのからくり人形
一人だけの時間を

輝く 太陽の下で
空を眺めるだけでも
近くにいた君を思い出す
陽の光で灼(や)いた肌
ドキッときらめいて
触れ合った僕らだった

君を もっと知りたくなった
挫けそうになった時
負けそうになった時
気がつけば君は
いつもの君じゃなくて
そっと支えてくれた

君の細い やわい裸(からだ)に
抱きついて気づいた想い
でもあの日の僕は何も
声にならない言葉
伝えようとしても
伝わらない恋だった

歩き始めた 夏の季節
シャワーを浴びる君は
流れる水で涙を洗い
僕を見つめてくれていた
僕らの未来の予感
遠く離れる「愛」の行先(ゆくえ)

出会った日から ずっと
何かを感じていた君
僕の為に嘘をつき通した
一緒にいて分かっていたよ
寄り添う事が無理だって
でもいつか出逢う夏が来る

信じてみよう 君を
僕が変われば
巡り合えると君と
今度はとびきりの笑顔
ふりまいて手を握る
そして君を離さない

君と逢う夢みてる僕だけど
苦しい時
そっと思い出して目の前を歩く
どんなに厳しい風からも
君を守りたいと思う
わがままにな 君へ

忘れないからね
ずっと待っているから
出会った夏あの場所で
その時は伝えるよ

「愛している」と心からの誓い

今度 逢う時は
強く抱きしめるから
わがままにな 君へ

必ず 新しい夏が来る
手紙 信じて届けよう
わがままに生きて 君へ


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