新婚夫婦のがん闘病記 〜末期がんと向き合う生活〜

新婚夫婦のがん闘病記 〜末期がんと向き合う生活〜

新婚2ヶ月目で妻(のん)が末期がんであることが判明しました。
余命1年と宣告されてから、私たち夫婦ががんと向き合う生活の記録です。

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2016年9月22日

今までありがとうございました。

 

20日はのんの月命日でした。

 

早いもので、のんが旅立ってからもう2ヶ月たったんだ、と思う次第です。

 

思い出すと涙が止まらなくなる時もありますが、

 

今は大分落ち着いてきたと思います。

 

いつか笑って思い出話ができる日が来るまで、

 

これからまた新しい旅が始まるのだな、と改めて感じています。

 

 

 

私たち夫婦は結婚してすぐに病気が発覚しそして死別してしまった

 

一般的に見ると普通の幸せも得ることができなかった悲惨な夫婦だな、

 

と見えてしまうでしょう。

 

確かに、普通の幸せは得られなかったかもしれませんが、

 

私たちは十分幸せだったと思います。

 

病気になったからこそ、日々過ごしていけることの幸せを、

 

十二分に感じることができ、

 

約6年の夫婦生活はそれはそれは密度の濃い

 

幸せな時間でした。

 

このような私たちを支えていただいた全ての皆様に改めて感謝します。

 

 

 

このブログはキリの良い今回を最後の更新にしようと思います。

 

闘病生活を備忘的に綴ってきたブログですが、

 

その内容が同じような境遇にある方にとって少しでも前向きな気持ちになれる

 

材料になれば嬉しい限りです。

 

本ブログにコメントをいただいた皆様、今まで本当にありがとうございました。

 

皆様のコメントからも大きな勇気をいただきました。

 

それでは失礼いたします。

 

 

 

2016年9月19日

納骨

 

たくさんのコメントありがとうございました。

 

本来であれば一つ一つにご返信すべきですが、

 

この場を借りて御礼とさせていただきたく思います。

 

 

 

本日、家族と幼馴染みに囲まれ

 

お墓の中で眠りにつくことが出来ました

 

お坊さんがお経をあげている時に不思議なことが起きました

 

私の隣にのんが座り、私と一緒に法要の儀を見ているような感覚になりました

 

私はお経をそっちのけでのんの方を見つめ、

 

他人から見ると、何よそ見してるんだか、となっていたと思います

 

でも、確かにのんはそこにいたんだと思います

 

最後に会いに来てくれたのかな、、、

 

 

 

のんへ、

 

遠くへ離れてしまったけど、

 

これまでと変わらず見守っていてください

 

この先の人生、私はあがいてあがいて前に進んでいくんだと思います

 

不恰好な様を見せることになるけど、笑って見ていてくださいね

 

ではまた会える日まで!

 

 

 

 

2016年7月29日
のんを送ってきました

通夜と告別式
家族・親族とのんの親友で家族葬を行いました

のんがよく聞いていた音楽を流し、

皆が持ち寄ったのんの写真を飾り、

のんを囲んで最後の暖かい時間を過ごすことができました

最後までのんらしいほっこりとした葬儀になったと思います





短い生涯でしたが、素晴らしい方々に囲まれ日々を過ごしてきたのんは

幸せだったに違いないと改めて感じました

本当に感謝感謝の気持ちで一杯です



これから普段の生活の中でのんが居なくなったことを段々と実感していくんだと思います

旅立ったのんを心配させないためにも、

前を向いて進んでいくしかない

これがこれから私に出来ることだと思います



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