父が待合で輸血の説明を聞いている間に
父抜きで先生と話ができました。

簡潔に、聞いた事を記載します。

現実的に余命はどのくらいなのか?
今後、どんな過程があるのか?
治験はどうなるのか?他にはないのか?

主に聞いたのはこの3つです。


転院後のこちらの先生は
本当に穏やかで、感情的になる事もありません。

優しく説明してくださいました。

まず、余命ですが、
長くて1年程度だと思います。
感染症にかかれば、もっと短くなります。
白血球が今でもギリギリの数値ですから
感染症になれば、治りません。

感染症の予防が今一番大事なことですね。
この数値だと、皮膚からも感染する可能性があります。生野菜、生ものからの感染リスクもあります。白血球と好中球が低く、お父さんはもうギリギリの数値ですから、次回から予防的に抗生剤を服用していかないとならないレベルです。

つまり、健康な人なら問題ない一般的な細菌にも感染してしまう。と言う話でした。

今後の経過については、
血液検査の数値を見ながら、必要に応じて輸血や抗生剤での支持療法になりますね。
これからは毎週になるかと思いますが、
輸血をしながらあまり変わらず過ごせると思います。徐々に悪くはなりますが、気をつけていけば寝たきりになったりはしないと思います。


治験については、はっきりとした事は言えません今の時点では、他に治療はありません。
とにかく、感染に気をつけてください。

こんなお話しがありました。

感染症に気をつけて、、、
これは父にはハードルが高いな
と思いました。

一人暮らし、餌のような食事、カビだらけの家。

感染症は誰しもかかるんだ!
マスク、手洗い、うがい、ちゃんと予防してあちこち出かけてるんだ!
と言い張る父です。

必要以上に外に出るなよ?
人の10倍気をつけても足りないんだよ。
と言ったところで聞く父ではありません。

そんな環境の中、感染症にかからないように、、、無理な話です。

それが父です。現実です。

それで感染症にかかってもしかたないよね。
姉と二人これ以上の口出し、手出しはやめよう。
私たちが父とやり合わず、出来る範囲で頑張ろう、、、。
そう話をしました。