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2020 1/18の拝観報告(岡林院 芳月会の王服茶)

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写真は、杉亭(さんてい)の小間(左)と広間(左)。

土曜日です。
この日は中学受験の関西統一試験日初日なので、1年前は気が気じゃなく落ち着かなかったですが、今年は平穏無事ですw

昼間は家族と過ごして、17:00頃に自宅を出ました。
市バスで東山安井で下車。

17:40頃にやって来たのが、高台寺の岡林院です。
こちらの杉亭(さんてい)で芳月会の王服茶のお茶会がありました。
アマ会のさくらさんからお声掛け頂き、あんとんさんとserimamaさんの4人で伺いました。

18:00前に杉亭に到着
杉亭は岡林院に向かうねねの道から小路に入ってすぐ右手にある岡林院の本坊とは別棟にあります。
どうやら最近内部を改修され、今年から使えるようになったそうです。

参加者は普段からこちらでお稽古されている芳月会の方が10名程、他所でお稽古されている3名さん、個人の1名さんと我々4名の計18人ほどでした。
いわばホームの芳月会の方々は、17:00頃から先に本席を済まされ、18:00から全員一緒に点心、続いて薄茶席でした。
玄関を入ってすぐの4畳半が待合で、その左手奥に3畳が縦に3列で縦長の9畳の広間で頂きました。
点心は祇園 なか川さん。
茶事の点心は数回しか頂いたことがないので、お作法は隣のあんとんさんに倣いました。
所々は覚えていますが、細かいところが。
やっぱり数こなさないと身に付かないですね。
しかし今回は初心者の方の練習的な雰囲気でしたので、良かったですw

薄茶の後、ホームの方々はここまで。
残りのいわばアウェーの8名が、これから本席でした。
ここで皆さん初心者なので、お正客をぜひ僕にと。
まあ男性1人ならそういうことになりがちです。
あんとんさんに次客でサポートについて頂き、お正客を僭越ながらさせて頂きました。

本席の小間は、広間とふすま1枚で裏側ですが、ちゃんと露地を通って躙口から入る仕様でした。
今まで本席(濃茶)は、吉田さんなどベテランの男性と一緒のことが多く、正客なんてしたことがありませんでした。
初めて濃茶のお正客をしましたが、いろいろ抜けていたり緊張して飛んでしまうこともありましたが、やって初めて分かったことや気づいたこともありました。
同席の方々にはお見苦しい点があたかもしれませんが、僕個人としては非常にいい経験をさせて頂きました。

菜種油の薄暗い明りの中で頂きましたが、まずお茶の残量が見えないのが困りましたねw
それにお椀などの拝見の際も、よく見るには暗かったです。
しかし逆に、明かりの揺らめきややや薄暗い風情もいいものでした。

20:30過ぎまで楽しませて頂き、バスで帰宅しました。

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