雇用調整助成金がマスコミで頻繁に報道されています。労働社会保険諸法令に基づく助成金の申請手続は社労士の独占業務ですが、資格を取って30年間これほど社労士が注目されるのは初めてです。

 

41日からの特例期間において、雇用調整助成金の申請書の書式や添付書類が再三変更されてきましたが、6月に入って少し落ち着いた感があります。

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519日に小規模事業者向けの申請書類が大幅に簡素化されたのを機に、パート社員やアルバイトを対象とした「緊急雇用安定助成金」の申請が増えているようです。

 

今回の簡素化で提出書類が3種類だけになり、すべてエクセルのシートを使用してシート間で自動計算ができるので、短時間で簡単に申請書が作成できるようになりました。

 

527日に閣議決定された第2次補正予算によって今月中に助成金の上限が引上げられるため、引上げを待って控えていた「雇用調整助成金」の申請が増えると思われます。

 

今月から労働保険の年度更新、来月は社会保険の算定基礎届と社労士にとって繁忙期になりますが、各種助成金の手続を通じて地元の中小零細企業を支援したいと考えています。