形の違いで味の変化を生み出したチョコ〜^o^ | Senseful Design

Senseful Design

センスのいいデザインってどんなデザインなのだろう

「カッコいいデザイン」=「センスのいいデザイン」とは限らない

'Simple is best' なデザインだからって、センスの悪いデザインもあるだろう

そんな答のないSenseful Designを見つけに行きましょう!

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------- Senseful Visual Art 3×3 -------

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2019年のバレンタインデーは

終わってしまいましたが

毎年いろんなチョコレートが生まれています

 

ペンチやスパナ、ドライバーの形をした

男心をくすぐるような

神戸フランツの工具チョコレートは

味もさることながら

まずその精巧な見た目の奇抜さが

ここ数年人気のチョコレートのようです

 

さてさてチョコレートと一口に言っても

カカオの原産地や種類、含有率、

さらにはショコラティエの技術や

中に入っているフレーバーなどで

その味を左右する要素はいくつもあります

 

ところがチョコの味は変えずに

形の違いだけで味の変化をも生み出した

デザイン集団nendoデザインのチョコレート

「chocolatexture」は

もはや小ちゃなアートです〜

 

 

9種類のチョコレートには

食感を表す日本語の擬音が

そのまま名称としてつけられています

 

左上から右へ記しますと

たくさんの粒子が集合した形の「つぶつぶ」

カドの無い、滑らかな形の「すべすべ」

表面がヤスリのようにザラついた形の「ざらざら」

先端が尖った鋭利な形の「とげとげ」

14個のキューブがカドで繋がっている形の「ごろごろ」

たくさんの穴がある形の「ふわふわ」

四周が線状の、骨組みのような形の「ぽきぽき」

薄い壁でできた、中が空洞な形の「すかすか」

細い棒状のチョコが互い違いに積み重なった形の「ざくざく」

というわけです

 

この形状が味の変化を生み出した

9種類のチョコレート「chocolatexture」は

2015年に発表されたものですが

その後もデザイン集団nendoは

ちっちゃな試験管に入ったフレーバーがついた

理科の実験に使うフラスコの形の

その名もずばりフラスコ・チョコレートや

12種のフレーバーが楽しめる

絵の具型チョコレートを世に出しています

 

nendoがこれまでにつくってきた

バレンタインデー限定のチョコレートは

今は売っていませんが

似たようなコンセプトの

「明治ザ・チョコレート」なら

カタチの違いによって味の感じ方が変わる

そんな味わいを楽しめることでしょう〜(o^^o)

 

chocolatexture  by nendo

 

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