こんな映画のポスターは見たことがない〜^o^ | Senseful Design

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センスのいいデザインってどんなデザインなのだろう

「カッコいいデザイン」=「センスのいいデザイン」とは限らない

'Simple is best' なデザインだからって、センスの悪いデザインもあるだろう

そんな答のないSenseful Designを見つけに行きましょう!

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------- Senseful Visual Art 3×3 -------

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なかなか日本では知名度がないものの

抽象絵画が台頭した後に現れた

新表現主義(ニュー・ペインティング)の画家

ピーター・ドイグの初期作から最新作までを網羅した

日本では初めての展覧会が

今月10月11日まで開催されてました

 

そのロマンティックでありミステリアスな

彼の描くその夢の中のような風景は

画集などでは知ってる日本のファンも

その実物の大きさには

さぞ驚かれたことでしょう

 

そして今回その展覧会では

それこそこんな絵も描いてたんだという

さらなる驚きの絵画作品も40点

展示会場の最後の一角に

展示されていました〜

 

 

絵画といっても

絵と一緒に文字も描かれていて

まるで本の表紙を見ているようですが

これらは世界に1枚しかない

直筆の映画ポスターなんです

 

作者のピーター・ドイグは

カリブ海のトリニダード・トバゴにある

彼のスタジオで2003年から

「スタジオフィルムクラブ」という

映画の上映会を友人と始め

その告知のためのポスターとして

これらを描いたのです

 

ポスターと言っても

通常の映画ポスターとは違って

その映画のドイグによるイメージビジュアルと

手書きで映画のタイトルと

一番下にスタジオフィルムクラブの

表記があるのみで

監督やキャストの名前などは見当たりません

 

なんとも手作り感満載のポスターですが

この街には名画座やミニシアターがなく

近くの映画好きの人たちにとっては

誰でも無料で観ることができるこの映画上映会を

このポスターを通じて

楽しみに待ち望んでいたことでしょう

 

それにしても

目の赤い金髪の男の顔に「ZATOICHI」って

北野武の『座頭市』ですから〜(o^^o)

 

 

STUDIO FILM CLUB   by Peter Doig

 

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